日比谷野音を埋めつくそう 11・19集会へ第2回賛同人会議
日比谷野音を埋めつくそう
11・19集会へ第2回賛同人会議
11・19全国労働者総決起集会/改憲・戦争阻止!1万人大行進に向けての第2回賛同人・賛同団体会議が7月22日、東京都内で開かれた。
冒頭、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部、全国金属機械労組港合同、動労千葉の3労組と国鉄闘争全国運動が、11月19日、日比谷野外音楽堂を埋めつくす人々の大結集を何としても実現しようと、熱い提起を行った。全参加者がその思いを共有した。
動労千葉の田中康宏前委員長が基調報告を行った。G7広島サミットと6月21日までの通常国会は戦後史を画する転機になった。ウクライナ戦争の激化は世界核戦争を引き寄せ、米日帝国主義は中国侵略戦争に突進している。岸田政権は一切を戦争に集中するための国家改造にのめりこみ、5年で43兆円の軍事費支出などの大軍拡を強行、その財源確保に労働者を狙い撃ちにした大増税さえたくらんでいる。新自由主義がもたらした社会の崩壊は、さらに破滅的に加速する。この現実を前に連合は岸田を翼賛しつつ崩壊し、他方で戦争と生活破壊への労働者の怒りはストライキ復権の芽を生み出している。階級的労働運動の再生は急務であるとともに絶対に可能だ。
そう指摘した田中前委員長は、今年の11月集会は例年にも増して特別な位置にあると力説した。国際連帯闘争20年の節目に当たるとともに、解散・総選挙との激突となることも十分にありうる11月集会を、戦争絶対反対を貫く階級的労働運動をよみがえらせる歴史的決戦として闘おうと訴えた。また、集会では各産別の労働者の発言を重視するとして、各産別で路線を形成し発言内容を準備して、それぞれが主催者として集会を組織しようと呼びかけた。そのための各地区・各産別での議論の場に、3労組は積極的に参加すると表明した。
討論では、G7広島サミット粉砕闘争を引き継ぐ各地域・各産別の闘いが、新たな人々との結びつきをつくり出していることや、資本の激しい攻撃を戦時下での労組破壊ととらえて反撃することが団結を生み出したなどという教訓が語られた。各発言者は、こうした闘いを11月集会の結集に結び付ける意識性の重要さを強調した。討論を受けて3労組は、大結集を実現するため、組織者を組織する構想を練り、計画を立て実践することを改めて訴えた。