関空を戦争に使わせない 泉州住民の会が集会・デモ
週刊『前進』04頁(3303号04面03)(2023/07/17)
関空を戦争に使わせない
泉州住民の会が集会・デモ
(写真 関空の軍事利用反対を訴えデモ【7月9日 大阪・泉佐野市】)
7月9日、泉佐野市内で泉州住民の会と関西労組交流センター共催で「ウクライナ戦争をただちにやめろ! 大軍拡の岸田を倒せ! 関西空港を戦争に使わせない 7・9集会」が90人の結集で行われました。
司会は関西合同労組泉州支部の西村美由紀さんです。連帯のあいさつを改憲・戦争阻止!大行進関西から赤田由行さんと全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部書記次長の武谷新吾さんが行いました。赤田さんは「梅田デモに飛び入りが続出している。情勢は一変した。戦時下だからこそあらゆる現場で戦争動員反対の闘いを」と訴えました。武谷さんは、吉田生コン解雇無効裁判で未払い賃金問題で上告していると報告し、「7月10日に奈良、17日に神戸、毎週火曜日に広域協組攻めと、大衆行動で決着をつけていく。ご支援を」と訴えました。
三里塚反対同盟、動労千葉、8・6ヒロシマ大行動実行委員会からのメッセージが紹介されました。
続いて泉州住民の会代表の私が、「関西空港を戦争に使わせない闘いの本番が来た。三里塚、沖縄、佐賀の闘いと連帯して闘おう」と提起しました。
呼びかけ団体から、泉州住民の会の小林順子さんと関西合同労組の黒瀬博匡委員長が発言。小林さんは、6月14日の空港軍事使用反対の大阪府と国土交通省大阪航空局への申し入れを報告し、「黙っていたら権力側のやりたい放題、住民の会はいつでも反撃に立ちます」と発言し会場からの大きな拍手を受けました。
会場から、関西合同労組泉州支部、解雇無効を勝ちとった奈良市従業員労働組合書記の吉谷宏子さん、全学連、全国水平同盟、高槻医療福祉労組の村山裕子さんが闘いの報告と決意を語り、カンパアピールのあと、南大阪労組交流センターの平沼和典さんが集会宣言を読みあげ拍手で採択され、団結がんばろうで集会をしめました。
集会後は泉佐野駅前までデモを行いました。沿道の車や道行く人々は圧倒的に注目してくれました。
(関西新空港絶対反対泉州住民の会代表 中川育子)