2023年日誌 7月4日~10日 IAEAが「安全」報告/米がウクライナにクラスター弾提供
週刊『前進』04頁(3303号02面05)(2023/07/17)
2023年日誌 7月4日~10日
IAEAが「安全」報告/米がウクライナにクラスター弾提供
□国際原子力機関(IAEA)が、東京電力福島第一原発の汚染水の海洋放出計画をめぐり、「計画は国際的な安全基準に合致」し、人や環境への影響は「無視できるほど」とする調査報告書を公表。岸田首相がグロッシ事務局長から報告書を受け取った(4日)
□自民、公明両党が、武器輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」の要件緩和を検討する協議で、現状でも「(殺傷)武器の搭載は可能」と容認する方向で一致した(5日)
□東京都は、多摩地域の水道水から有害な有機フッ素化合物「PFAS」が検出されている問題で、米軍横田基地で2010~12年に、PFASを含む泡消火剤の漏出が3件あったことが確認されたと発表した(5日)
□個人情報保護委員会が、マイナンバー(個人番号)に別人の情報が登録された一連の問題で、デジタル庁に立ち入り検査をする方針であることがわかった(7日)
□原子力規制委員会が、福島第一原発の汚染水を浄化処理した水の海洋放出計画をめぐり、放出設備の検査適合を示す終了証を東電に交付した(7日)
□IAEAのグロッシ事務局長が日本訪問を終え韓国に到着した際に、海洋放出に反対する大規模デモが金浦空港であり、同氏は空港から出るまで約2時間足止めされた(7日)
□米バイデン大統領は、ウクライナに「クラスター弾」を提供すると発表した(7日)
□静岡地検が、袴田巌さんの再審公判で有罪立証する方針を決めて、書面を静岡地裁に提出。証拠捏造(ねつぞう)については「(裏づける)証拠がない」と否定した(10日)