戦争推進の本部倒そう 沖縄でJP労組大会
戦争推進の本部倒そう
沖縄でJP労組大会
6月14、15日に沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で開催されたJP労組全国大会に対し、沖縄労組交流センター郵政労働者部会と支援の仲間が14日、会場前でのビラまき・宣伝活動に決起した。
「戦争推進の本部倒し、反戦闘う労組の復権を!」「非正規賃上げゼロは許せない!夏期冬期休業削減の決定反対!」と書かれたボードを掲げ、「世界の労働者と連帯し『戦争絶対反対!』の声を」と訴える郵政労働者部会のビラを代議員一人ひとりに配布。雨天にもかかわらず、200枚以上のビラが手渡された。郵政部会の仲間や全学連の赤嶺知晃委員長ら支援者がマイクを手に「闘う労働組合をよみがえらせよう!」と訴え、戦争と民営化を推進するJP労組本部に怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。
職場の怒りと結び
JP労組全国大会の沖縄での開催を受け、沖縄労組交流センターは、県内の主要な集配郵便局に継続的にビラ入れを行ってきた。
大会前のビラ入れでは用意したビラがなくなることもあった。また郵政部会の仲間のいる職場では、ビラを見た労働者から「ストライキしかない」「必要なのは賃上げだ」と多くの共感の声が上がった。そして大会当日は会場前で郵政部会として宣伝活動を行うことを伝えると、「戦争はもう始まっている。今の組合は闘わない」「声を上げるのは大変だけど、本当に必要なことだと思う」とこちらの取り組みを激励してくれる労働者も。職場の仲間の怒りと結びつき、団結をつくり出してきたことが、今回の大会闘争を闘い抜く力となった。
今こそ闘う労組を
春闘で非正規労働者の賃上げゼロ回答を受け入れたJP労組は、今大会で正規労働者の夏期・冬期休暇の削減受け入れを決定、「格差是正」と称して資本による正規・非正規の分断攻撃に積極的に加担している。戦時下の産業報国会化の道をひた走る連合・芳野友子体制の先頭に立っているのがJP労組本部だ。だが、職場の怒りは充満している。今こそ反戦闘争を基軸に闘う階級的労働運動をよみがえらせよう!