サミット弾圧を完全粉砕
週刊『前進』04頁(3298号01面03)(2023/06/12)
サミット弾圧を完全粉砕
(写真 6月8日、不当弾圧を粉砕して元気に奪還された太田君【広島市】)
G7広島サミット開幕前日の5月18日、日米首脳会談の会場を直撃するデモの先頭に立ち、「公務執行妨害」をでっち上げられ警察権力に不当逮捕された全学連の太田蒼真副委員長が、6月8日、起訴攻撃を粉砕して奪還された。5月21日に不当逮捕された学生A君も、これ以上勾留し続けることなど不可能だ。
広島現地では、8・6ヒロシマ大行動実行委員会が連日、広島駅前などで2学生の即時釈放を求める街頭宣伝とビラまきを行ってきた。多くの広島市民が弾圧に怒り、カンパと激励の声を寄せてくれた。戦時下の反戦運動弾圧に抗議する広範な労働者階級人民の闘いが、サミット弾圧を根本から粉砕したのだ。
この闘いを通じて、サミット粉砕闘争の正義性があらためて鮮明になった。逆に警視庁第4機動隊のデモ隊に対する襲撃・暴行と不当逮捕の様子は全世界に報道され、戦争に突き進む日帝国家権力の醜悪な正体を満天下にさらした。
追い詰められているのは岸田の方だ! この勝利をばねに、核戦争絶対阻止・岸田打倒の8・6広島―8・9長崎闘争のさらに巨大な高揚をかちとろう。