杉並区議選 ほらぐち必勝へ 区民先頭に総決起態勢
杉並区議選
ほらぐち必勝へ
区民先頭に総決起態勢
4月16日告示・23日投票の杉並区議選まで1カ月に迫った3月21日、杉並区で開かれたほらぐちともこ区議選決起集会に200人が結集し、必勝への総決起態勢を整えた。集会は青年・学生・女性や新たに参加した多くの区民の熱気にあふれた。ほらぐち区議の戦争絶対反対の決意(1面)を共にし、区内の労働者と住民が次々と発言した。改憲・戦争阻止!大行進の高山俊吉弁護士は特別アピールで日本共産党の「反戦」のペテンを暴き、青年労働者と全学連の赤嶺知晃委員長は民衆の行動に依拠して闘うほらぐち区議との連帯を訴えた。主な発言の要旨を掲載します。(編集局)
■区内の労働者から
未来決める選挙に心躍る 介護労働者
私は区内の高齢者福祉施設で介護職として働いています。私たちは高齢者の人生に寄り添い、命を守る仕事に誇りを持っています。しかし、賃金は安い。ある若い女性労働者が「私、まっとうに働いているんです。でも、子どもの食べ物の心配をしなくてはなりません。おかしくありませんか」と組合事務所にやってきました。
イギリス、アメリカでの医療労働者のストライキの報道は私たちを奮い立たせています。「日本はこれでいいんですか、ストライキしましょう」と組合加盟する人が出ているんです。
ほらぐちさんは34歳。その存在と闘いは、新しい労働運動と結びつくと確信しています。戦争を止めることなしに労働者の生活・命はないんです。地方議会の狭い話ではない。妨害する右翼も全国結集しているではありませんか。杉並の今回の選挙は、未来を決める選挙だと思っています。
先日、街頭宣伝のお手伝いをしました。やっぱり、若い方たちと未来をつくるために闘うのはすごいワクワクします。共に闘い共に勝利していきましょう。
■青年・学生から
世界戦争阻む選挙決戦へ
全学連委員長 赤嶺知晃さん
3月18日、私は、ミサイルや弾薬の配備が強行された石垣島の現場にいました。ミサイルが運び込まれた石垣港は本当に市街地のすぐそばで、土産店がある所から歩いて30分で行ける。自衛隊と沖縄県警が一体となって、僕を含めて反対住民を排除しました。沖縄戦で家族を失った山里節子さんが、「なんで機動隊はミサイルを丁重に島に入れるのに、戦争反対を訴える私たちを排除するのか。爆弾やミサイルこそ排除すべきだ」と言ったことは印象的でした。しかしそれを無視して弾薬を運んでいく自衛隊や県警の姿に、彼らは本当にもう一回沖縄戦を繰り返そうとしていると実感しました。こんなことは絶対に許してはいけない。
ウクライナ戦争が始まって1年が経ち、全世界で支配者のペテンを暴いて戦争絶対反対の声が上がっています。これに応える反戦運動が必要です。それを誰がやってきたのか。ほらぐちさんじゃないですか。区議会で戦争絶対反対を訴え、アメリカ・NATOと一緒にロシアのみを弾劾するなんてありえないと、ただ一人決議に反対した。ほらぐちさんのように体を張って、右翼を蹴散らして戦争絶対反対を訴えよう。ほらぐちさんへの支持を訴えることは、戦争を進める自国政府と闘って国際連帯で戦争を止めることと一体です。世界戦争・核戦争まで行きつこうとしている帝国主義を打倒する運動を、ほらぐちさんの勝利を通して巨大につくりだしていこうじゃないですか。
■「何をめぐって有権者と心をつなぐか」
「絶対反戦」きちんと話す
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人/弁護士 高山俊吉さん
なぜほらぐちさんでなければいけないのかということは、何をめぐって有権者と心をつなぐか、ということであると思います。
1点目は「絶対反戦」。例えば日本共産党は、「専守防衛」なら戦争も承認するという立場。「防衛のためならば武力行使も仕方ない、それは自衛の権利だ」とまで言う。そうすると、何をもって「自衛」とするかを決めてしまえば戦争はできるという理屈になる。大軍拡についても「他国が脅威を感じる恐れがあるから反対」と言う。日本は脅威を与えるつもりも戦争をやるつもりもない、ということが暗に前提になっている。そして「自衛の武力を行使するウクライナは善でロシアは悪」となり、戦車を提供しても戦闘機を提供しても支持する。これのどこが反戦だ。ここに議論のポイントがある。
2点目。ほらぐちさんに対する右翼の攻撃を論点にしたい。どうして攻撃されるのかとこちらから切り出していけば、ほらぐちさんがどんなに重要な問題を提起して戦争に反対しているか、わかってもらう貴重な機会になる。問題のありかをこれほどよく示すものはない。
そして3点目。多くの共産党に投票する人たちは現在の政治状況に対して漠然とした不満や批判を持っている。悩んで問題意識をみなさんにぶつけてくる人たちだと思う。その人たちと「絶対反戦」、右翼の存在、そこをきちんと話をする中で、必ず多くの共感を得るところにつながるはずだ。そういうことが今、非常に必要だと私は思う。がんばろうじゃないですか。
区内各地域から応援のことば
■阿佐ケ谷在住
ほらぐちさんは中学校2年生の時、2003年のイラク戦争で反戦に目覚めたといいます。私は1991年の湾岸戦争で憲法第9条に初めて目覚めたんです。ほらぐちさんのいいところは、屈託のない行動力だと思います。がんばって。
■阿佐ケ谷在住
ウクライナ戦争があって、もう地球はダメになる、何かしないといけないと思いました。ほらぐちさんみたいな人が先導して、戦争はとにかくさせない。これが一番大事です。
■梅里在住
ほらぐちさんほど人にきちんと向き合い、人のことを考える議員はいないと思います。議会に誰も仲間もいない中で4年間、がんばってすごいです。4年前、ほらぐちさんや皆様にお会いできて感謝しています。
■西荻窪在住
特別養護老人ホームで看護師をしながら労組の委員長をしています。私は仕事の前と後でほぼ毎日街宣をしていますが、重要な出会いがあります。区内19個の駅で街宣をしましょう。職場では声を集めて職場闘争に勝利し、今、「小さな魚でもたくさん集まれば大きく見える、イワシ大作戦で私を労働者代表へ」と闘っています。選挙戦も同じ。1人100枚のビラ配りは大変ですが、10人で1人10枚ずつなら配れます。イワシ大作戦で闘いましょう。