戦争もパワハラも許さない決意固め 福岡国際婦人デー集会

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週刊『前進』04頁(3286号04面04)(2023/03/20)


戦争もパワハラも許さない決意固め
 福岡国際婦人デー集会

(写真 晴野まゆみさんが講演【3月5日】)

 3・8国際婦人デー行動として婦人民主クラブ全国協福岡支部は3月5日正午、天神警固(けご)公園で「ウクライナ戦争今すぐやめろ」「中国侵略戦争―世界戦争反対」を訴えた。
 「沖縄を戦場にさせないぞ」「琉球諸島にミサイル基地つくるな」の声を響かせた天神一周デモは、沿道から拍手が送られるなど大きな注目を浴びた。
 デモ隊は日本生命福岡総合支社が入るビルの前で「パワハラ謝れ」「不当解雇撤回」と声を上げた。岸田政権の大軍拡の下、真っ先に軍事国債を引き受けるであろう日本生命のパワハラ・ノルマ解雇を、労働委員会闘争を闘う仲間と連帯して徹底弾劾した。
 午後2時からの集会では日本で初めて「セクハラ裁判」を闘い、勝利判決を勝ち取った晴野まゆみさんが講演した。晴野さんは「私がセクハラ裁判に踏み切ったのは分断を持ち込むためではなく、被害者の痛みや苦しみを訴え、理解を広げ、加害者も自身に向けられた抑圧に気づくことで、男だから女だからではなく皆が共に生きていくためです」と強調した。
 講演を受けて活発な質疑と決意表明が行われ、まとめでは「戦争絶対反対の闘いは三里塚のような体を張った闘いになる。≪戦争は命かけても阻むべし、母・祖母・おみな牢に満つるとも≫の決意で闘おう」と呼びかけられた。
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