在日ミャンマー人と共に 日本財団を弾劾 国軍支援をやめろ!
週刊『前進』04頁(3284号04面05)(2023/03/07)
在日ミャンマー人と共に
日本財団を弾劾
国軍支援をやめろ!
(写真 日本財団ビル前でミャンマー人青年を先頭とする70人が「笹川会長はミャンマーから手を引け!」と声を上げた【2月22日 東京・赤坂】)
2月22日午後、在日ミャンマー人コミュニティーと共にミャンマー連帯行動実行委員会は、東京・赤坂にある日本財団への抗議行動を闘った。
日本財団会長・笹川陽平は、2021年2・1国軍クーデター以降も岸田政権の先兵としてミャンマーに通い、ミンアウンフライン国軍総司令官(軍事評議会議長)と謀って国軍と少数民族武装勢力との「停戦合意」に動いている。これは国民統一政府(NUG)のもとで「春の革命」を勝利させようと国軍との激しい戦闘を続けている国民防衛隊(PDF)を切り崩そうという卑劣な攻撃だ。
「暴力ミャンマー軍支援をやめろ!やめろ!」「内政干渉・民族分断を非難する!非難する!」「公正な選挙であると認めたことに責任を取れ!」——怒りがたたきつけられた。
国軍が「不正選挙だ」と非難する20年の総選挙時、日本政府の選挙監視団団長として選挙を見届けた笹川は「自由かつ公正に実施された」と語った。恥知らずにも自らの言動を覆し、国軍を支援しているのだ。
そもそも日本財団の創設者である陽平の父・笹川良一は、国際勝共連合で名誉会長を務め、統一教会ともつながる反共主義者だ。日本財団は、日本の労働者にとって階級敵そのものだ。「春の革命」の勝利へ、在日ミャンマー人民と連帯して闘おう。