広島 サミット粉砕決戦へ総決起を 革共同集会で宣言

週刊『前進』04頁(3280号04面01)(2023/02/06)


広島
 サミット粉砕決戦へ総決起を
 革共同集会で宣言

(写真 1月24日の不当弾圧に怒りを倍化させ、G7広島サミット決戦の勝利へ向けて団結【1月29日 広島市】)

 1月29日、広島市内で革共同中四国政治集会が約80人の参加で開催された。
 香川の青年労働者の司会で開始、秋月丈志書記長が「軍拡・戦争国会粉砕し、G7広島サミット決戦へ」と題する基調を報告した。秋月書記長は、23年決戦が年頭から国会・杉並・三里塚で、そして1・24広島弾圧(A同志でっち上げ逮捕・前進社捜索)との激突として火を噴いていること、この闘いを「帝国主義戦争の内乱への転化」に向かって徹底的に発展させていくことを訴えた。そして「本日の集会を、革共同のG7広島サミット決戦への総決起を宣言する場にしよう」と呼びかけ、ウクライナ戦争の全面激化と中国侵略戦争―第3次世界大戦・核戦争の火をつけているのが米帝、日帝、G7の帝国主義であることを暴き、1・1アピールで提起した「バーゼル宣言」の貫徹と党建設を訴えた。
 続いて中四国地方委員会の議長がサミット決戦の訴えを発し、広島県と広島市のサミット翼賛の大宣伝の中で、中国侵略戦争を暴露するパンフレットを作り職場を組織し始めたことや、大衆的な反戦集会を準備していることを報告した。
 学生同志によるカンパアピールの後、各産別の同志の決意表明へ。国鉄労働者は、芸備線などローカル線廃止は戦争・軍拡と一体の攻撃であること、JR西日本との団体交渉でその問題を追及したことを報告した。自治体労働者は、それぞれの職場でのJアラートや防災訓練との闘いや、G7サミットについての学習会を組織していることを報告した。教育労働者は戦争教育を許さず闘う労働組合をつくることを訴え、郵政労働者は職場を反戦ビラで組織してG7サミット闘争に決起すると表明。医療福祉労働者は、岸田が医療崩壊を居直り社会保障を切り捨てていくことに対して、全国で闘いが巻き起こっていることを報告した。
 女性解放組織委員会の同志は、自衛隊のセクハラ問題や岸田の「異次元の少子化対策」を痛烈に批判し、資本の分断攻撃を打ち破って闘いの先頭に女性が決起することを訴えた。
 マルクス主義青年労働者同盟とマルクス主義学生同盟中核派の同志たちが登壇。マル青労同からは、職場で初めて「G7サミットに反対」と自分の意見を表明できた感動が語られた。マル学同からは、大学の戦争政策と闘って学生を獲得し、情勢を切り開く決意が表明された。
 まとめとして地方委員会書記長がサミット弾圧を粉砕しA同志を即時奪還すること、そしてサミット決戦を全力で闘いプロレタリア革命に勝利する党へ、青年、女性、学生の結集する党の建設をかちとることを呼びかけ、参加者全員が新たな決意を固めた。
(広島 医療福祉労働者・T)
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