広島 G7サミット粉砕デモ 沿道から激励、飛び入りも

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週刊『前進』04頁(3278号04面04)(2023/01/23)


広島
 G7サミット粉砕デモ
 沿道から激励、飛び入りも

(写真 飛び入り参加も得ながらデモ隊は反戦を貫いた【1月14日 広島市】)


 1月13日に開かれた日米首脳会談と、11日の日米2プラス2での中国への侵略戦争体制構築攻撃、日米帝国主義の核戦争宣言に対して、13日の新宿でのデモに呼応して広島では翌14日、50人が集まり反撃のデモをかちとりました。
 年末年始、岸田政権の戦争への矢継ぎ早の踏み込みに抗する怒りの声が日増しに高まっています。その中での行動に、多くの労働者市民が注目し、G7サミット反対に共感を示しました。デモは原爆ドームの向かいから都心部にある岸田首相の事務所へと向かうコース。デモ隊は心底からの怒りをぶつけました。
 また、事前にドーム前で街宣を行いデモ参加者を募りました。
 小雨が降る中で、沿道からは多くの人たちが激励の声をかけてくれ、若者や外国人が飛び入りでデモに参加してくる状況が生まれました。
 広島では、G7サミットは「平和の会議」という宣伝がすさまじい物量で官民を挙げて行われ、「オール広島」が演出されています。既成の反戦反核運動は大部分が取り込まれているように見えますが、ヒロシマの労働者市民は、そんなうそには惑わされずにG7サミットを核戦争会議だと見抜いています。
 今、必要なのは「岸田政権の大軍拡と一体の戦争会議=G7広島サミットを粉砕しよう!」という行動です。連続的なデモや街宣で、G7サミットを許さないうねりをつくりだすための行動を粘り強く継続していこう!(8・6ヒロシマ大行動・奥村毅) 

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