日米演習弾劾、戦争やめろ 11・19新宿デモ 大軍拡と生活破壊に怒り
週刊『前進』04頁(3271号01面03)(2022/11/28)
日米演習弾劾、戦争やめろ
11・19新宿デモ
大軍拡と生活破壊に怒り
(写真 洞口朋子杉並区議を先頭に「軍事費2倍化許すな」「中国侵略戦争阻止」と訴え新宿駅を1周するデモを行い、多数の飛び入り参加があった【11月19日】)
「ウクライナ戦争ただちにやめろ! 中国侵略戦争準備の大軍拡許すな! 改憲・戦争の岸田倒せ!」を掲げた新宿反戦デモが11月19日、改憲・戦争阻止!大行進東京の主催で行われ、140人が結集した。行動には、国葬反対闘争に決起し11・6労働者集会に初めて参加した人たちも数多く集まり、生活を破壊し中国侵略戦争に突進する岸田政権に怒りをたたきつけた。
雑踏の新宿アルタ前でのアピール行動は、南西諸島を拠点にし、安保3文書改定を先取りする形で強行されている日米共同統合演習「キーンソード23」を徹底弾劾した。全学連は、労働者・学生の戦争動員を拒否する闘いを呼びかけ、大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は「日本が中国大陸を侵略したあの戦争を再び繰り返す暴挙に一歩踏み出した」と警鐘を鳴らした。
さらに、成田軍事空港化のための農地強制収用を絶対に阻止する固い決意が、全学連三里塚現地行動隊などから表明された。
職場で反戦を訴え闘う青年や医療福祉労働者らは「戦争を始めるのは資本家、止めるのは労働者だ」「『医療費削って軍事費2倍化』が岸田政権の正体。労働組合が団結して戦争を止めよう」と呼びかけた。
デモでは、「軍事費増やすな! 賃金あげろ!」などのコールに、沿道の人々が手を振って応えた。安保3文書改定粉砕へ闘おう。