国葬粉砕 全国で〝反旗〟
国葬粉砕 全国で〝反旗〟
「安倍国葬は戦争への道だ!」----9・23--27国葬粉砕の怒りのデモが岸田政権を締め上げた。24日には杉並・高円寺で洞口朋子区議が国葬粉砕を呼びかけ、25日には群馬県高崎市で300人がデモ、27日当日も日本武道館に迫る改憲・戦争阻止!大行進の闘いと呼応し、札幌、新潟、福島、埼玉、大阪(高槻、天王寺、東大阪、泉佐野)、広島、福岡、沖縄など全国各地で国葬反対行動が闘われた。安倍国葬を使って大軍拡・改憲・中国侵略戦争参戦へ進もうとした岸田政権のもくろみを完全に粉砕した。自信を持って11・6労働者集会へ進もう。
訴えに共感広がる
9月24日、洞口朋子杉並区議が呼びかけた「アベ国葬反対!高円寺アピール」が、東京都杉並区のJR高円寺駅前で行われた。
台風が接近しスコールとも言える雷雨の中だったが、数十人の学生や市民が集まり、9・23集会で演奏してくれたバンドも合流して熱い駅頭宣伝活動をくりひろげた。
マイクを握った学生・青年やバンドリーダーの訴えに通行する多くの人々が足を止め、聞き入った。「戦争のための国葬反対!」の訴えが鮮明に伝わり、共感が広がった。
飛び入りで参加した高齢の女性もマイクを持ち「安倍は嫌い、国葬やめろ、税金返せ!」と叫んだ。
道庁包囲デモ貫徹
札幌国葬反対デモ実行委員会は、9月21日の40人でのデモに続き、国葬当日の27日も市内をデモ行進した。実行委員長は国鉄闘争全国運動呼びかけ人・浅川雅己札幌学院大学教授、副委員長は関生弁護団で国葬反対住民監査請求代理人の中島光孝弁護士だ。
27日、70人が結集し、自民党道連、国葬に出席した秋元市長の札幌市役所、同じく鈴木知事の道庁を包囲する戦闘的デモが闘われた。解散地点の北海道庁の庁舎内からはデモ隊と呼応し、盛んに手が振られた。
県庁の半旗に抗議
国葬当日の27日朝、「安倍『国葬』を認めない埼玉県民の会」は埼玉県庁への半旗掲揚と埼玉県・大野知事の国葬出席に対し抗議行動を行った。
職員に国葬反対を訴え、知事への申し入れ・面談など県民の会の闘いを伝えるビラを配布した後、強行された半旗掲揚には「県民の声を聞け!」「憲法違反だ!」「動員拒否して、下ろせ!」と詰め寄り、抗議の声をたたきつけた。
300人がデモに
25日、高崎では300人が国葬反対でデモ行進。デモに先立つ集会では、司会の反原発高崎金曜行動(タカキン)代表の女性が「今、日本が突き進んでいる中国侵略戦争。これは絶対に止めなければいけません」と、国葬反対デモの目的を鮮明に提起した。
デモを呼びかけた弁護士、宗教者、労働組合代表、参院元副議長からの烈々たる訴えを受けて、高崎駅へのデモが出発した。
元気いっぱいのデモの後には、国葬問題学習会も取り組まれた。
河原町デモに参加
27日午後、京都市役所から河原町デモが出発。集まった220人が、国葬反対の怒りの声を上げた。改憲・戦争阻止!大行進・京滋も参加し、共に闘った。