9・23芝公園 中国侵略戦争阻止掲げ 岸田打倒へ全国から
9・23芝公園
中国侵略戦争阻止掲げ
岸田打倒へ全国から
9・27闘争に先立つ23日には、改憲・戦争阻止!大行進が主催する9・23芝公園集会・デモがかちとられた。全国から結集した850人が国葬反対、改憲・戦争阻止、岸田政権打倒の声を都心にとどろかせた(2面に主な発言要旨)。
集会は、杉並・高円寺駅前で「国葬反対!」を叫んできたロックバンドの演奏で始まった。続いて在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長ら在日ミャンマー人労働者が登壇し連帯アピール。「どこの国にも戦争はいらない!」と訴え、駐日ミャンマー大使の国葬参列にも強く抗議した。
集会の基調報告を大行進呼びかけ人の森川文人弁護士が提起し、続いて全学連・赤嶺委員長が「戦争の元凶は帝国主義の危機にこそある」と断固として訴えた。カンパアピールを挟んで、大行進運動の呼びかけ3労組から動労千葉の中村仁副委員長、関西生コン支部の武谷新吾書記次長、港合同の木下浩平執行委員がそれぞれ発言。さらに大行進関西を代表して奈良の教育労働者がアピールを行った。
全国の大行進運動からのアピールとして、大行進東京の洞口朋子杉並区議、大行進神奈川、8・6ヒロシマ大行動実行委員会、東京西部ユニオンの青年労働者が発言。それぞれの取り組みを報告し、国葬粉砕闘争の爆発から改憲・戦争阻止に向けて闘う決意を明らかにした。さらに、集会冒頭に演奏を行ったバンドのメンバーが登壇し、改憲と戦争を止めるためにこれからも活動を続けていくと決意を語った。
最後に、大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士がまとめと行動提起を行い、国葬への怒りを戦争阻止の闘いへと発展させ、岸田政権を徹底的にたたきのめそうとアピール。武道館に迫る9・27闘争を闘い、さらに波状的な闘いを積み上げて11・6労働者集会に結集しようと呼びかけた。
デモは全学連と青年労働者のスクラム部隊を中心に沿道の注目を集めて打ち抜かれ、国葬当日の9・27闘争をさらに戦闘的に闘う決意をみなぎらせた。