国葬つぶせ 各地で行動 神奈川など 戦争準備の狙いを暴く
国葬つぶせ 各地で行動
神奈川など
戦争準備の狙いを暴く
各地で9・27国葬反対の闘いが力強く展開されている。(関連記事3面)
●神奈川
9月18日、改憲・戦争阻止!大行進神奈川は、横浜駅西口で「安倍国葬反対」の大街宣とデモを行った。
大行進神奈川呼びかけ人から、沖縄・琉球弧が戦場にされることと辺野古新基地建設強行への強い怒りが表明され、今次県知事選で4度示された沖縄の民意を安倍国葬で踏みにじることを絶対に許さず、首都圏で沖縄連帯をつくっていく決意が述べられた。
別の呼びかけ人は、東電福島原発事故は終わっていないこと、また教育基本法改悪の張本人安倍の国葬を認めることはできないと訴えた。そして大行進の県内各実行委が、国葬反対を中国侵略戦争反対の闘いとして貫こうと熱烈に訴えた。 飛び入り参加の女性は手作りのボードを持参し、LGBTQ(性的マイノリティー)、環境問題にも触れて、女性が生きにくい社会の中でも声を上げようと訴えた。7月の森川文人弁護士の学習会に参加した人も反戦の思いを語った。
最後に神奈川労組交流センター共同代表が、連合会長・芳野の国葬出席を徹底弾劾し、闘う労働運動の力で戦争を阻止する強い決意を表明して、デモに出た。
●広島
9月17日、8・6ヒロシマ大行動は、広島市内で50人で集会とデモを行った。雨もあがり、デモ日和の中、原爆ドーム前に結集。青年から高齢の方まで飛び入り参加もあった。
教育労働者、自治体労働者の決意のこもった発言に続いて婦人民主クラブ全国協議会広島支部の仲間は、被爆地ヒロシマの責任として戦争翼賛のための国葬反対を貫くと発言。最後に広島大学の学生が、教育費や社会保障を削り防衛費倍増を要求してきた安倍と岸田を許さず、国葬阻止へデモに出ようと訴えた。
デモは沿道の圧倒的な注目を集めた。国葬への怒りが、岸田のお膝元である広島の街にあふれている。
●新潟
9月19日、とめよう戦争への道!百万人署名運動・新潟県推進委員会と、改憲・戦争とめよう!にいがた大行進が呼びかけ、安倍国葬反対のスタンディングが行われた。労働者・市民40人が結集し、新潟駅前でマイクで訴えメッセージボードでアピールした。「国葬は安保戦争法や非正規職増加の安倍政治を美化するものだ」「中国との戦争に国民を動員するためだ」「連合会長の国葬出席は許しがたい」などの発言がなされ、街頭の注目を集めた。