2022年日誌 8月23日~29日 NPT再検討会議が決裂/米ミサイル巡洋艦が台湾海峡を航行

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週刊『前進』04頁(3259号03面05)(2022/09/05)


2022年日誌 8月23日~29日
 NPT再検討会議が決裂/米ミサイル巡洋艦が台湾海峡を航行


□岸田首相は、原発の再稼働と新増設や建て替え(リプレース)、原則40年の運転期間の再延長について検討する考えを示した(24日)
□岸田内閣は、安倍晋三元首相の「国葬」の費用として2億4940万円を支出することを決定した。戦後の歴代首相の葬儀に対する国費支出額として過去最大となる。費用には警察による警備費や海外要人の接遇に使う経費は含まれておらず、さらに膨らむ。弔意表明の閣議了解は見送った(26日)
□米ニューヨークの国連本部で4週間にわたって開かれていた核不拡散条約(NPT)の再検討会議は、最終日、最終文書を採択できず決裂した(26日)
□米国の金融引き締めへの警戒感と景気の先行きに懸念が広がり、米ニューヨーク株式市場のダウ工業株平均が前日から1008.38㌦下落した(26日)
□第8回アフリカ開発会議が、北アフリカのチュニジアで始まった。岸田文雄首相はオンラインで基調講演し、アフリカを「ともに成長するパートナー」と位置づけ、今後3年間で官民あわせて300億㌦(約4兆円)を投資すると表明した(27日)
□米軍のミサイル巡洋艦2隻が、台湾海峡を航行した。今月上旬にペロシ米下院議長が台湾を訪問して以来、米軍が台湾海峡を通過するのは初めて(28日)
□欧州最大の出力を誇るウクライナのザポリージャ原発が砲火にさらされ、チェルノブイリ原発事故を上回る大惨事につながりかねない危機に、国際原子力機関(IAEA)は調査団が現地に向かったと明らかにした(29日)
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