全学連集会 反戦闘う学生の大隊列を 初参加者が次々発言
週刊『前進』04頁(3256号02面04)(2022/08/15)
全学連集会
反戦闘う学生の大隊列を
初参加者が次々発言
(写真 9・23反戦大デモに決起するぞ!)
8月5日午後、全学連の呼びかけで全国学生交流集会を開催しました。
集会の基調報告を行った赤嶺知晃委員長は、岸田首相が核不拡散条約(NPT)再検討会議で「核兵器の無い世界を目指す」と演説したことに触れ、そのペテン性を弾劾しました。同時に米下院議長ペロシの台湾訪問をめぐり、沖縄の目と鼻の先の海にミサイルが落ちた緊迫感を沖縄現地の感覚を踏まえて共有し、かつてなく軍事的緊張が高まる激動の時代であることを確認。そして広島での開催が発表された来年G7サミットに向け、反戦反核の思いをロシア・中国・北朝鮮バッシングへとねじ曲げようとする攻撃を、ヒロシマの闘いを継承してはね返そうと提起しました。最後に、当面する最大の方針として9月6〜7日の全学連大会、9・23反戦デモ、11月全国労働者集会への結集と組織化を訴えました。
次に太田蒼真副委員長(広島大学)と広大生の仲間が、被爆者たちの闘いで広島が反戦反核運動の拠点になってきた歴史を紹介、それは現在の攻防の構図と一体であると訴えました。続いて首都圏の大学や京都大学、沖縄大学、岡山大学などの学生が8・6ヒロシマ闘争への決意とそれぞれの闘いを報告。集会の最後に、初参加の学生からアピールが行われ、20人以上の学生がずらりと登壇して次々に発言しました。1年あまりの全学連の闘いの前進が感じられる光景に参加者全員が高揚しました。
この日は午前中に、平和資料館と平和公園のフィールドワークを広大生の案内で行いました。原爆被害の実相や数ある慰霊碑の中にも色々な背景や党派性があることなどを学びました。
全学連大会、9・23反戦デモに向かって、全国学生はますます大きな隊列を組織して闘います!
(全学連・M)