労働組合の力で戦争とめる 青年労働者交流集会に250人
週刊『前進』04頁(3256号02面03)(2022/08/15)
労働組合の力で戦争とめる
青年労働者交流集会に250人
(写真 動労総連合青年部の仲間が基調報告で「労働者の闘いで戦争は止められる。11月労働者集会の成功をかちとろう」と訴えた)
8月5日夕、「オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会 in Hiroshima」が開催され、250人の参加で成功をかちとりました。
集会の基調報告を行った動労総連合青年部の仲間は、今年の8・6ヒロシマ闘争が、米下院議長ペロシの訪台とその後の米中対立の激化、戦争の危機の高まりという、これまでとまったく違う情勢の中での闘いであることを明らかにしました。そして安倍国葬、防衛費2倍化、改憲・戦争と国家改造攻撃との決戦情勢の中、「労働者の闘いで戦争は止められる。闘う労働運動をよみがえらせよう」と訴え、11月労働者集会の成功をかちとることを呼びかけました。
連帯あいさつには洞口朋子杉並区議が登壇し、安倍国葬に対して杉並で8月、9月に2波のデモを闘うことを表明、「改憲・戦争反対の闘いとして国葬粉砕を闘おう」と訴えました。
特別報告を行った沖縄コールセンター労働組合の仲宗根光洋書記長は、理不尽な職場の現状を変える決意でパワハラ、セクハラ、競争、成果主義との闘いを積み重ね、組合結成に至ったことを報告。辺野古の基地建設は今も進められ、米軍属による事件も起こり続けている中、「労働運動、労働者として職場のことのみならず平和運動、社会のことも闘うことが重要だと訴えている」と述べ、反戦闘争と職場闘争を一体で闘っていることを語りました。安倍銃撃事件については、非正規で苦しみ、怒りをもつ青年たちに対して「労働組合の力で戦争を止められる、社会を変えられると伝え、獲得していきたい」と決意を語り、最後に「基地のない、核のない世界の実現へ闘おう」と訴えて発言をしめくくりました。
その後、東京青年実、関西青年実、広島の自治体労働者、全学連の仲間が発言に立ちました。最後に8・6ヒロシマ大行動実行委員会の宮原亮事務局長が、翌日の岸田打倒デモに向けた熱い訴えを行いました。
(動労総連合青年部・K)