7・8阿佐ケ谷 杉並から戦争とめる大運動を 洞口区議先頭に100人がデモ
週刊『前進』04頁(3253号01面02)(2022/07/18)
7・8阿佐ケ谷
杉並から戦争とめる大運動を
洞口区議先頭に100人がデモ
(写真 デモの先頭でマイクを持つ洞口区議が「杉並から反戦の声を!」とアピール【7月8日 杉並区】)
7月8日、東京・杉並区で阿佐ケ谷反戦デモ(主催/改憲・戦争阻止!大行進東京)が行われ、集まった100人が「戦争反対!」「軍事費上げるな! 賃金上げろ!」と声を上げました。当日に安倍元首相の銃撃事件が起き、まさに歴史の分岐点での行動となりました。事件を受けて全政党が選挙活動を中止する中、「政治休戦」や「挙国一致」をうち破って参加者一人ひとりが「今こそ社会を変えるんだ!」と決意を新たに解放的なデモをやり抜きました。「チラシを見て参加した」という50代女性や「声を上げることが重要と思って来た」という40代女性など、飛び入り参加も続々とかちとられました。
デモの前に阿佐ケ谷駅前で行った街頭宣伝では、全学連の学生の演説を立ち止まって最初から最後まで聞いていた20代の青年が、「大変なことが起こっているけど選挙は行かない。というか行けない。非正規で将来の見通しが立たなくて焦る。行動している人に励まされる。今日のデモには参加できないけど応援します」と語りました。
デモ出発前、洞口朋子杉並区議が「新自由主義倒そう!7・8杉並アピール」を読み上げ、「杉並から戦争を止める大運動を、そして生きる権利と労働者の権利を守る運動をつくりましょう。安倍銃撃事件と参院選を受けて改憲・戦争・警察国家化の攻撃が激しくなることは明らかです。こうした流れと断固闘いぬきましょう!」と訴えました。続いて東京労組交流センターの仲間は「安倍銃撃事件は戦争と革命の時代を象徴する事態だ。今日のデモを意気高く闘おう」と発言。介護現場で働く労働者は、同日行われた医療労働者のストライキと厚生労働省への抗議行動を報告しました。全学連の石田真弓さんは「安倍の経済政策・戦争政策でどれほどの青年が命と未来を奪われたか。安倍が今回のような末路を迎えたことは必然だ」と喝破し、労働者階級の団結した闘いでこの情勢に立ち向かうことを呼びかけました。意気高く出発したデモ隊には、沿道から熱い注目と共感が寄せられました。
8・6広島―8・9長崎現地での反戦反核闘争が決定的です。ともに闘いましょう!
(東京西部・Y)