２０２２年日誌　５月24日～30日
　　日米豪印、対中で６・３兆円支援／バイデン政権、対中政策公表

□日米豪印４ヵ国（クアッド）首脳会合で、中国への対抗を念頭に５年間でインド太平洋地域に500億㌦（約６・３兆円）以上のインフラ支援や投資をめざす方針を確認した。共同声明はロシア批判を避けた（24日）
□北朝鮮が、バイデン米大統領の離日直後に、核弾頭搭載可能な大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）１発と短距離弾道ミサイル２発を発射したと韓国軍などが発表した（25日）
□厚生労働省が健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化する方針を提案（25日）
□国連安全保障理事会はＩＣＢＭ発射などに基づく北朝鮮への制裁強化決議案を初めて否決した。中国とロシアが拒否権を発動（26日）
□中国の王毅外相が南太平洋島しょ国８カ国の歴訪を開始。米主導のインド太平洋戦略にくさびを打ち安全保障協力を提案する（26日）
□ブリンケン米国務長官がバイデン政権の対中政策について演説。中国を「国際秩序を変える意図とそれを実行する力を持つ唯一の国家」と位置づけた（26日）
□政府の規制改革推進会議は、介護施設で人員配置の基準緩和や、薬剤師などが看護の仕事の一部を担う「タスクシェア」を求める答申をまとめた（27日）
□主要７カ国（Ｇ７）気候・エネルギー・環境相会合がベルリンで開かれ、石炭火力発電所の段階的廃止の共同声明を発表（26～27日）
□日米韓３カ国の外相が北朝鮮による弾道ミサイル発射を強く非難する共同声明を発表。米韓同盟と日米同盟の強化を強調した（28日）
□欧州連合（ＥＵ）は首脳会議でロシア産原油の禁輸措置の導入で合意した（30日）