那覇市内で全国学生集会 大学で反戦闘争拡大を
週刊『前進』04頁(3245号03面03)(2022/05/23)
那覇市内で全国学生集会
大学で反戦闘争拡大を
(写真 全国の学生に訴える石田同志【5月15日】)
5月15日夕方、沖縄県青年会館で全学連が主催する全国学生交流集会が開催されました。
革共同中央学生組織委員会の石田真弓同志が特別アピールを行いました。石田同志はウクライナ情勢について「資本主義という社会体制、戦後世界体制が崩壊する中で戦争が激化している」と提起した上で、赤嶺知晃委員長体制を確立し、戦闘的学生運動・反戦政治闘争を闘う全学連こそ70年安保・沖縄闘争の正統な継承者であると檄(げき)を飛ばしました。さらに11月集会陣形の到達地平に触れ、新自由主義の大崩壊=戦争の時代に、階級的労働運動潮流の防衛、国際連帯の発展に向けて学生も全力で闘うことを確認しました。革命的労働者党建設の先頭に学生が立つことを訴え、5・22〜24日米首脳会談・クアッド粉砕闘争への総決起を呼びかけました。
続いて各大学から報告と決意表明。全学連の長江光斗書記長(京都大学)は、京大処分撤回闘争が多くの学生の反戦決起を生んだ勝利を報告しました。さらに首都圏、中四国など全国から次々と決意が発せられました。初参加者からのアピールに会場は大きく湧きたちました。沖縄出身の広大生は、「式典粉砕闘争をやり抜いても怒りが収まらない!」と米日帝を激しく弾劾しました。京大で不当処分を受けた学生は、共に処分撤回闘争を担ってきた学生が沖縄現地闘争に合流したことを報告し、改めて自身が先頭に立って闘う決意を表明しました。登壇した初参加者が異口同音に「自分が次の組織者になる」と、自らのキャンパスから新たな反戦決起をつくると宣言したのが印象的でした。
最後に赤嶺委員長(沖縄大学)が発言に立ち、「中国侵略戦争に向けて沖縄闘争の圧殺を狙う日帝の目論見は、記念式典もろともズタズタに粉砕された。この3日間の闘いと、首都東京での5・22~24日米首脳会談・クアッド粉砕闘争を一体のものとして闘おう!」と集会をまとめました。
最後に団結ガンバローを行い、翌日の辺野古現地闘争に向けて決意を固めました。
(全学連・N)