2022年日誌 4月5日~11日 経済安全保障推進法案が衆院で可決/辺野古不承認取り消し

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週刊『前進』04頁(3240号03面04)(2022/04/18)


2022年日誌 4月5日~11日
 経済安全保障推進法案が衆院で可決/辺野古不承認取り消し


□ウクライナから逃れた20人を乗せた政府専用機が、成田空港に到着した。政府は「難民」ではなく、「避難民」というあいまいな位置づけで迎え入れる(5日)
□経済安全保障推進法案が、衆院本会議で賛成多数で可決された。国会審議を経ずに政府が後から「政令」「省令」で決める項目が138カ所ある。(7日)
□岸田文雄首相は記者会見し、石炭の輸入禁止や、ロシア政府系銀行ズベルバンクの資産凍結などの追加制裁措置を表明した(7日)
□国連総会は、ウクライナで「重大かつ組織的な人権侵害」を行ったとして、ロシアの国連人権理事会理事国としての資格を停止する決議を採択した(7日)
□日本外務省は、在日ロシア大使館の外交官と在日ロシア通商代表部の職員計8人の国外退去を求めたと発表した(8日)
□米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、斉藤鉄夫・国土交通相は、防衛省の設計変更申請を不承認とした県の処分を「違法かつ不当」として取り消す裁決を出した。さらに設計変更を20日までに承認するよう県に勧告した(8日)
□JR西日本は、利用客が減っている芸備線(岡山、広島県)などローカル線の収支を初めて公表した。対象の17路線30区間すべてで赤字だった(11日)
□自民党の安全保障調査会は、「敵基地攻撃能力」について議論した。名称を「自衛反撃能力」などに変更する案が出たほか、攻撃対象に敵の指揮統制機能を含めるべきだとの意見も出た(11日)
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