3月沖縄闘争に参加して 南西諸島の戦場化許さない 全学連 B
週刊『前進』04頁(3239号04面03)(2022/04/11)
3月沖縄闘争に参加して
南西諸島の戦場化許さない
全学連 B
まさか年度内に4回も沖縄に行くことになろうとは思いもよりませんでした。それだけ戦争情勢が切迫する中で、沖縄での闘いが重要度を増しているということです。3月21日の県庁前集会での「労働者の誰もが動員されるのが戦争だ。だからこそ戦争反対の労働運動が重要」という青年労働者の訴えが今回の闘争の核心だと思います。
私は今回、石垣島にも行きました。自衛隊の南西シフト(その内実は「本土防衛」!)が進む中で、沖縄本島にとどまらず、離島においても軍事基地建設が進んでいます。石垣島も例外ではありません。そもそも石垣島は米軍統治時代以来、軍事化が狙われており、有事にはあらゆる施設が軍事転用される余地があります。戦争が起きれば島全て戦場となるということであり、体制の都合のために八重山諸島が捨て石にされるということです。基地建設・戦争に絶対反対で闘う民衆自身の運動が決定的となる情勢であり、学生運動・労働運動も連帯していかないといけないと思いました。
戦争の本質とは、権力を持つ者が人民とは関わりのない利益のために人民を虐げることです。今回お話を聞いた石垣の方、そして辺野古や、ペテルブルクで立ち上がっている人々の訴えの根幹にもそれがあると思います。3日間の闘争で学んだことを生かし、戦争を社会の支配権をめぐる問題として提起して、出会った学生とともに東京の街頭で、大学内で、沖縄で岸田打倒の反戦の闘いをつくっていきたいと思います。