理不尽に屈しない 関西でセブン闘争報告集会 社会変える熱気に満ち
週刊『前進』04頁(3236号02面05)(2022/03/21)
理不尽に屈しない
関西でセブン闘争報告集会
社会変える熱気に満ち
(写真 セブン―イレブン本部と闘う松本オーナーが「理不尽に屈せず人間らしく生きよう」と語った【3月13日 大阪市】)
3月13日、大阪市の全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部・学働館ホールで、「世の中の理不尽に屈せず人間らしく生きるために」と題するセブン―イレブン闘争報告集会が100人を超える結集で開かれました。大資本=セブン本部による24時間営業強制に対し「命より大切な契約などない」と実力の闘いに立った松本実敏・東大阪南上小阪店オーナーと、セブン本部の中で労働組合をつくり闘う河野正史・コンビニ関連ユニオン委員長が、全世界のウクライナ反戦闘争と共に、セブンだけでなく世の中全体を変える勇気を持とうと熱烈に語りました。
集会には、松本オーナーの闘いに励まされて団結して大資本と闘っているオーナーや労働者が全国から結集しました。資本の脅しに負けず深夜閉店を勝ち取ったオーナー、極悪商法に抗議し契約解除に屈せず闘うオーナー、詐欺師のように本部だけが金を吸い上げ借金だらけになる実態を弾劾するオーナーなどです。
さらに関西生コン支部、八尾北医療センター労組、関西労組交流センターの仲間たちがそれぞれ「コンビニ闘争に元気がもらえた」「この社会そのものを変えるすごい闘いになった」「未来を奪われた労働者の結集軸だ」と連帯を表明しました。学生たちも次々と発言。「資本と労働者が非和解だとよくわかった」「戦時の兵站(へいたん)になるコンビニでの闘いは国策との闘い」と語ったことに、松本オーナーは「若い人が聞いてくれてありがたい。変えていく力は自分たちにあるとどんどん伝えよう」と応えました。
最後に、山口幸一・関西合同労組書記長が「今日、セブン闘争は究極の理不尽との闘いであり、世の中を変える闘いであると宣言できた。それは戦争をやるしかない資本主義を打ち倒す闘いだ」とまとめました。6月23日の判決で勝利するために、松本さんの正義の闘いを広げましょう。
(関西合同労組・K)