動労西日本 「違法スト」の脅しはねのけ JR西本社に抗議
週刊『前進』04頁(3236号02面02)(2022/03/21)
動労西日本
「違法スト」の脅しはねのけ
JR西本社に抗議
(写真 ダイヤ改定でローカル線を廃止し、一時帰休を整理解雇に拡大しようと狙うJR西日本本社に対し抗議行動【3月9日】)
3月9日、動労西日本はストライキに立った動労千葉と固く団結し、JR西日本本社前行動に決起した。「ウクライナ戦争・世界戦争を世界の労働者と団結して止めよう」「3・12ダイヤ改定反対! 地方線廃止反対! 整理解雇を許すな」の横断幕を広げて昼休みに登場した。
山田和広書記長が基調報告で、「ウクライナ戦争は世界戦争の始まりだ。戦争の原因は中距離核戦力全廃条約を一方的に破棄し、NATO拡大を進めてきたアメリカの側にこそある」と怒りを込めて発言した。また、動労西日本が3月1日に行ったストの事前通告に対し、厚生労働省が「戦争協力拒否のスト要求項目は政治ストのおそれがある」と通告してきたことを徹底弾劾、「戦時下の労働運動に突入した」と訴えた。さらに3・12ダイ改は大合理化・整理解雇、組合つぶしを狙った攻撃だと力説した。組合員が次々に決意を述べ、「動労西日本は違法ストの恫喝(どうかつ)をぶっとばし、春闘ストに断固立つ」と宣言した。(関西労組交流センター・E)