九州で国鉄集会 〝一切を11月に〟の決意固め
週刊『前進』04頁(3233号02面03)(2022/02/28)
九州で国鉄集会
〝一切を11月に〟の決意固め
(写真 九州国鉄集会を開催【2月20日 福岡市】)
2月20日、福岡市内の「ももちパレス」第2研修室で「国鉄1047名解雇撤回! 闘う労働組合を甦(よみがえ)らせよう! 2・20九州国鉄集会」が開かれました。
福岡県労働組合交流センターの柴田利博代表が主催者として発言し、「11月労働者集会」25年3労組共同アピールを読み上げ、「九州でもあらゆる職場で闘いを積み重ね、11月集会の大結集へつなげよう」と力強く訴えました。
基調報告を国鉄九州動力車労働組合の羽廣憲委員長が提起しました。ウクライナ、台湾をめぐる戦争切迫と改憲攻撃の激化に対し、「私たちは労組交流センター総会と2・13国鉄集会で、階級的労働運動が反戦闘争に全力で立ち上がると決断しました。改憲を狙った戦後最大の労組破壊攻撃である国鉄分割・民営化に対し、真っ向から闘ってきた私たちの闘いが今こそ決定的に飛躍する時です。この場を出発点に5・15沖縄闘争をはじめとした反戦闘争に全力で立ち、11月集会に万余の結集を実現しましょう」と熱く訴えました。
二つの提起を受けて、改憲・戦争阻止!大行進、婦人民主クラブ全国協福岡支部、合同労組レイバーユニオン福岡、労組交流センター自治体労働者部会、NAZENナガサキの仲間が決意を表明。まとめの発言をした仲間は「連合が一線を越えて改憲・戦争の翼賛勢力となろうとしている中で階級的労働運動を闘う仲間たちは全国で反撃に立ち、団結と組織を拡大している。九州でも現場の闘いをさらに前進させ、その一切を11月集会に結集させ、労働運動の再生、社会の根底的変革を実現しよう。3労組の呼びかけに応え、11月集会実行委を立ち上げ、アピールを武器にあらゆる組合・職場へ分け入ろう」と行動方針を提起。団結ガンバロー三唱で集会を締めくくりました。
(福岡県労組交流センター・山本進)