日本政府の軍部支援遮断を 在日ミャンマー人が訴え

週刊『前進』04頁(3232号02面03)(2022/02/21)


日本政府の軍部支援遮断を
 在日ミャンマー人が訴え

(写真 ミャンマークーデターを弾劾する在日ビルマ市民労働組合。参加者は共に闘う決意を固めた)


 昨年11月労働者集会を共に闘った在日ビルマ市民労働組合が、連帯アピールに登壇した。ミンスイ委員長は「私たちも日本に住んでいる労働者です。不当解雇は許せない。皆さんと共に声を上げていく」と語り、労組への労働相談が1月に42件、2月もすでに15件になっていると報告した。
 2・1クーデターから1年、ミャンマーの現状について青年労働者が「国軍に1500人以上が殺された。平和的なデモで若者たちが殺されている。日本政府には軍を助けないで私たち国民の顔を見てほしい」と切々と語り、「ミャンマーの民主化活動が勝つまで、日本の皆さんと一緒に頑張りたい」と結んだ。
 最後にマテンテンウ書記長が力強いアピール。「日本のODA(政府開発援助)、『人道支援』のすべては、軍に毒を与えているようなものです。その毒、その金で軍はミャンマー国民を殺しているんですよ! それを見て知らないふりをしているのが日本政府です。日本が国軍に行っているすべてのものを遮断してください!」。満場の拍手が巻き起こった。
 これに応え、日本機械工業労組の山口弘宣委員長が「国軍と戦い、資本と闘っているミャンマー人を絶対に支援していく。この闘いが日本の階級的労働運動を再生していく」と決意を語った。在日ミャンマー人と連帯し、国軍を支援しミャンマー人虐殺に加担する岸田政権を追い詰めよう!

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防衛省はミャンマー人民虐殺に加担するな!
ミャンマー国軍幹部への教育訓練をやめろ!
3・1防衛省抗議行動
 3月1日(火) 午後2時
 防衛省正門前集合主催 ミャンマー連帯行動実行委員会

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