八尾市役所に抗議行動 八尾北医療センター労組、全国水平同盟西郡支部

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週刊『前進』04頁(3226号04面03)(2022/01/10)


八尾市役所に抗議行動
 八尾北医療センター労組、全国水平同盟西郡支部

(写真 太鼓を響かせ進む【12月22日 八尾市】)


「プレハブ設置を」「更地化許さない」
 12月22日午後、八尾北医療センター労組・全国水平同盟西郡支部・八尾北命と健康を守る会を中心に30人が大阪・八尾市役所前に結集し、怒りの抗議行動を行いました。
 八尾北労組の藤木好枝委員長が「遺伝子ワクチンでは感染拡大を収束できない。早期発見・早期『隔離』治療、公的医療が大切。にもかかわらず国はPCR検査の診療報酬を来年から大幅に減額する。これでは検査するほど赤字になる。また八尾北医療センターでもPCR検査ができるようになったのに八尾市がプレハブ設置を許可しないのは許せない!」と抗議しました。
 全国水平同盟西郡支部の佃文弘書記長は、9月15日の抗議申し入れに対する八尾市人権政策課の回答がプレハブ設置不許可は「部落差別に該当しない」という新たな差別回答であり、絶対に許せないと抗議しました。地域で集めた500筆を超える抗議署名を提出したにもかかわらず、市の対応は本当に許すことができません。
 西郡支部・佃照夫副支部長は「住民追い出し、更地化攻撃であり絶対に許せない」と応能応益家賃制度を弾劾し、団結して共に闘う決意を表明しました。
 八尾北労組の灰垣美佐子書記長は、労組が八尾北医療センターの自主管理を開始するにあたり、八尾市が労組に借金を背負わせ、高額な家賃を取り続けていることを抗議しました。八尾北労組の組合員は「何度も抗議行動をやっているのにまともな返答がない!」「大松市長は出てきて私たちの声を聴くべきではないですか!」と怒りの発言。
 午後4時、八尾市内デモに出発。デモコールでは大松市長の「プレハブ設置不許可」を弾劾し更地化攻撃と闘うことを表明し、「学校選択制反対!」と訴えました。さらに岸田政権の改憲・戦争攻撃と闘うことを呼びかけました。
 沿道での八尾市民の関心は高く地域医療交流会、西郡支部のビラを受け取りその場で読む労働者・学生も多く、太鼓の音に子どもたちも大喜びです。
 デモ終点の光町公園では西郡支部の久原正子支部長が、1・23西郡総決起集会への結集を訴え、先日亡くなられた島瀬とよ子さんの遺志を継ぎ「前へ前へ」と闘う決意を表明しました。
(八尾北労組執行委員、改憲・戦争阻止!大行進関西事務局 澤田祐一)

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