奈良で関生支援行動
　労組弾圧うち破ろう

　11月20日早朝、「改憲・戦争阻止！大行進奈良」の呼びかけで、吉田生コン社前で関西地区生コン支部組合員への激励行動をやりました。９月に続いて第２弾。地元の奈良を始め関西各地・学生が集まり、総勢40人の行動です。「関生弾圧を許さないぞ！　改憲・戦争阻止！大行進は共に闘うぞ！」 のコールやインターナショナルの大合唱が響き渡りました。ものすごい迫力でした。
　さらに21日の「関生弾圧粉砕！『棘（とげ）２』上映会」後の奈良集会とデモが感動的な闘いとなりました。デモには関西全域から70人も集まりました。観光客でいっぱいの奈良公園周辺で大注目でした。
　関生支部に対する弾圧は、改憲・戦争のための組合つぶしです。奈良ブロックには組合員が複数いますが、それぞれ違う状況に置かれています。吉田生コンでは、解雇撤回の勝利和解を勝ち取った仲間と、今なお解雇が強行されている仲間がいます。職場に戻った組合員は会社の不当配転を跳ね返して就労を闘い抜いています。この吉田生コン社による不当配転は、国鉄闘争の中で動労千葉や動労総連合の仲間が受けてきた攻撃と全く同じです。
　加茂生コン事件で法廷闘争中の組合員は無罪を勝ち取る闘いを継続しています。この事件とは「非正規の仲間を正規にしろ」という労働組合としてあまりにも当然な要求、「子どもを保育園に行かせるための就労証明を出せ」という家族が人間として生きていくための当たり前の要求を「犯罪」にでっちあげたものです。また事件とされた当日、その場に当該の組合員はいなかったのです。どう考えても間違っているのは資本と国家権力です。
　昨年の京都地裁の不当判決を受けた時、当該組合員が「もし、同じ事がもう一度あったら自分は同じことをしている」と発言したことに正義の闘いであることが示されています。
　戦争前夜の中にあって、このように団結を拡大して勝ち続けていることを誇りをもって確認したいと思います。今後も全力で闘いましょう！
（奈良　Ｂ）