弾薬搬入の強行を許すな
週刊『前進』04頁(3220号01面03)(2021/11/22)
弾薬搬入の強行を許すな
中国侵略戦争に向けた南西諸島の軍事要塞化は急ピッチで進められている。
11月14日、陸自宮古島駐屯地の保良訓練場への地対空・地対艦ミサイルと見られる弾薬の搬入が、地元住民の抗議の声を無視して強行された。弾薬が陸揚げされた平良港下崎ふ頭前では、早朝から集まった住民が体を張って抗議し、警察権力によって暴力的に排除されるまで闘い抜いた。さらに19日からは、中城湾港や石垣港といった民間港を使用した陸海空自衛隊の大規模統合訓練が予定される。これに先立ち11日には、山崎幸二統合幕僚長と米インド太平洋軍のアキリーノ司令官が与那国島の陸自駐屯地を視察した。
南西諸島の「戦場化」を前提にした侵略戦争準備が進む中、11・10―11沖縄現地闘争に続き、沖縄と本土が一体となって反戦・反基地闘争の新たな爆発をかちとることが急務だ。