全国水平同盟杉並支部が大会 11月総結集を誓う
週刊『前進』04頁(3212号04面02)(2021/09/27)
全国水平同盟杉並支部が大会
11月総結集を誓う
(写真 全国水平同盟杉並支部第9回大会【9月11日 東京】)
9月11日、全国水平同盟杉並支部第9回大会が開かれた。大会議長の「この1年間、労働者・大衆と一体となった杉並支部の闘いが菅を倒した」という圧倒的勝利宣言から始まった。
大会議案を杉並支部書記長の狩野正幸さんが提起した。この1年間で安倍と菅の2人の首相を倒し、激動情勢を生み出した階級的力は、資本主義の最末期、新自由主義に対する全国・全人民の怒りの爆発であり、その中心軸に「コロナ情勢に立ち向かう医療労働者を先頭とした階級的労働運動」の本格的な爆発であることを明らかにした。
杉並支部は、「階級全体の力で階級的労働運動の前進を闘うこと」を路線的軸に据え、「改憲・戦争」情勢と真っ向から闘い、部落解放の力を解き放って狭山裁判闘争を前面に打ち立てて連続的に闘いぬいた。この闘いは、既成解放運動の「闘争放棄」の中で全国の狭山闘争を闘う仲間の決起を呼び起こし、全学連の学生をはじめ新たな仲間との合流を生み出している。
狭山闘争の攻防点は、「下山鑑定」を巡る闘いであり、石川一雄さんの呼びかけに応え大野裁判長への狭山再審高裁要請行動を実力で闘うことである。
さらに議案は、差別・排外主義が戦争国家化の最大の原動力であると指摘し、部落解放の闘いはその戦争国家化との最前線の闘いだと提起した。また、「差別はボス(資本)の武器」だと見抜いて闘うBLM運動に学ぼうと訴えた。
最後に10・31寺尾判決糾弾を闘い、11・7労働者集会に総結集しようと呼びかけた。参加者全員が「11月総結集の組織者になろう」と誓った。
(東京労組交流センター・OH)