改憲・戦争絶対反対の声を 東京・杉並 大行進西部が集会・デモ
改憲・戦争絶対反対の声を
東京・杉並 大行進西部が集会・デモ
菅首相が打倒された翌々日の9月5日、東京・杉並区で改憲・戦争阻止!大行進東京西部実行委員会の半日行動が取り組まれました。秋に向かって第一弾の闘いです。
まず阿佐ケ谷駅南口で宣伝活動。「菅を倒したぞ!」「新自由主義を打倒しよう!」という訴えに、まだ湧き上がるような反応があるわけではありませんが、ビラ受けは見違えるように良く、立ち止まってビラに手を伸ばす人もいました。
街頭宣伝を終えてからデモ出発地の杉並区立松山児童遊園に移動。この段階で、ビラや雑誌広告を見た人が何人も集まりました。住宅地の小さな公園を探して来てくれたのです。
午後2時30分からデモに出発。デモ隊と一緒に歩道を歩く近所の住民らしき人もチラホラ。お店から出てきて手を振る女性労働者、拍手しながら通り過ぎるバイクの青年(ちょっとあぶないかも)もいて、阿佐ケ谷駅前をはじめ人々が鈴なりになるほど注目を集めながら、杉並区役所近くまで行進しました。50人に満たないデモですが数百人でやった感覚でした。
デモの熱気もそのままに、杉並区立産業会館で午後3時30分から「いまこそ改憲・戦争絶対反対!菅を倒そう!9・5集会」を開催しました。司会のあいさつの後、元共同通信記者で改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の福島尚文さんに「メディアの戦争協力―五輪・差別・排外主義―」と題して講演していただきました。
「菅を倒した節目に話ができてとても嬉しい」と切り出した福島さんは、「私たちは歴史の転換点に立っている。新自由主義の腐敗・劣化を(もちろんメディアのそれも)許さず、差別・分断を打ち破って、社会のあちこちから声を上げよう」と訴えました。
集会の基調報告は東京西部ユニオンの丸田雅臣副委員長から。「菅を倒したが、命よりカネの新自由主義を終わらせるのはこれから。すべての職場、地域にあふれる怒りを団結の力にして闘おう。11・7全国労働者総決起集会に集まろう」と提起しました。
東京西部労組交流センター、東京西部ユニオンをはじめ大行進東京西部に結集する諸運動から、それぞれの報告と提起。それぞれの角度から、秋の闘いを全力で訴えました。
私たち改憲・戦争阻止大行進東京西部は、都立病院独法化反対の運動や五輪反対・子どもの観戦動員反対の行動をやりながら、この9・5集会に向けて討論を積み重ね、準備を進めました。その結果、大行進の仲間はもちろんのこと、何人もの初参加者やこれまで交流があった人たち、全学連の仲間など、会場満杯の参加をかちとることができました。
さあこの勢いで11・7へ! 11・7から改憲阻止、中国侵略戦争阻止へ! 共に闘いましょう!
(東京西部ユニオン組合員・H)