全国水平同盟が大会開く 差別と闘い、改憲・戦争阻止誓う

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週刊『前進』04頁(3204号04面02)(2021/07/26)


全国水平同盟が大会開く
 差別と闘い、改憲・戦争阻止誓う

(写真 120人が結集してかちとられた全国水平同盟第10回大会。こぶしを上げ、総決起を誓い合った【7月18日 大阪府高槻市】)

 7月18日、全国水平同盟第10回大会が開かれ、大阪の高槻市現代劇場に全国から120人が結集。狭山闘争で改憲・戦争阻止!菅打倒の戦闘宣言を発する大会として大成功しました。
 改憲・戦争阻止!大行進関西の木下浩平さん、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾書記次長、大阪・星野文昭さんを取り戻す会の吾郷春代代表の連帯あいさつから始まりました。
 基調報告に立った久原正子委員長は、まず「全国水平同盟の真価を発揮する時代が来た。7月23日、戦争と改憲のオリンピック開会式を全国の労働者の力で粉砕しよう」と呼びかけました。そして「差別は労働者階級への分断攻撃。労働者の解放をめざす階級的労働運動を作り上げるために、差別との闘いが重要な鍵。全国水平同盟は、国鉄闘争、関西生コン弾圧粉砕の先頭で闘おう。狭山闘争と一体で、これから本格化する更地化攻撃と闘い、地域から住民の怒りの決起を勝ちとろう」と訴えました。
 これを受けて、富田ふれあい文化センター使用不許可をうち破って支部建設に突き進む高槻支部、更地化攻撃と闘う京都の崇仁・東三条支部、東京高裁・大野勝則裁判長に対する7度の狭山要請行動の先頭に立つ杉並支部、「部落民は死ね」と西郡住民から医療を奪う八尾北医療センターつぶしの更地化攻撃と闘い、青年との新たなつながりを切り開く西郡支部が熱い闘いを報告しました。
 討論では北摂地域で闘う関西生コン支部の組合員、関西労組交流センター、八尾北医療センター労組、奈良の自治体労働者、高槻医療福祉労組など13団体から差別分断を許さず改憲・戦争を阻止する実践と決意が口々に語られました。最後に、全参加者は7・23闘争から10・31狭山全国統一行動、11・7全国労働者集会の成功に向け総決起すると宣言しました。
(全国水平同盟西郡支部・M)
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