セブン株主総会、本社前で訴え

週刊『前進』04頁(3198号02面04)(2021/06/14)


セブン株主総会、本社前で訴え


 セブン&アイ・ホールディングスの第16回定時株主総会が5月27日、東京・本社で開かれた。コンビニ関連ユニオンと合同・一般労組全国協の仲間は、経営陣の総退陣を訴え、本社前で宣伝行動に立った。
 セブン本部は、加盟店オーナーや下請け企業に対する優越的地位の乱用でいまだに独占禁止法違反を繰り返している。東大阪南上小阪店の松本実敏オーナーの店舗駐車場には、裁判係争中にもかかわらず、仮店舗をつくり3千万円の建設費用まで請求する始末だ。
 だがセブン本部は中期経営計画を公表できないままだ。北米市場戦略も失敗し、米S&Pグローバル社の長期発行体格付けが2段階ダウンの「A」になるなど崩壊の一途をたどっている。
 関連ユニオンは「コンビニ関連の全労働者が団結し、まともに生きていける業界に変える時だ」と訴えた。
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