2021年日誌　５月18日〜24日
　与党、入管法改悪を断念／ワクチン大規模接種始まる

□外国人の収容や強制送還を促進する出入国管理法改悪案について、政府・与党は今国会での成立を断念。名古屋入管で収容中のスリランカ人女性が死亡した事案の映像開示を法務省が拒む中、国会前での抗議の座り込みが続き、社会的注目が高まっていた（18日）
□大村秀章・愛知県知事へのリコール署名偽造事件で、愛知県警は運動団体事務局長で元県議の田中孝博容疑者ら４人を地方自治法違反（署名偽造）の疑いで逮捕した（19日）
□衝突を続けていたイスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスなどの武装勢力が停戦に入った（21日）
□昨年６月に断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に代えて政府が整備を決めた代替艦「イージス・システム搭載艦」２隻の総コストが９千億円近くと試算されていたことがわかった（21日）
□18、19歳の少年への措置を厳罰化する改悪少年法が参院本会議で可決、成立した。刑事裁判にかける対象犯罪を拡大し、起訴されれば実名での報道も可能となる（21日）
□バイデン米大統領は韓国のムンジェイン大統領とホワイトハウスで会談し、北朝鮮の段階的非核化を目指すことで一致。米韓共同声明に「台湾海峡の平和と安定」を明記（21日）
□ベラルーシ当局は、領空を通過中の民間航空機を国内空港に緊急着陸させ、機内にいた同国出身の反政権派ジャーナリスト、プロタセビッチ氏を拘束した（23日）
□高齢者を対象とする新型コロナワクチンの「自衛隊大規模接種センター」が東京と大阪で開設され、接種が始まった（24日）