神奈川 沖縄連帯集会に200人 「命守るため本気で立つ」

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週刊『前進』04頁(3195号03面02)(2021/05/24)


神奈川
 沖縄連帯集会に200人
 「命守るため本気で立つ」

(写真 200人が沖縄と思いを一つにした)

(写真 デモは沿道の若者から圧倒的注目を集め「デモのわきを歩かせてもらいます」という人もいた【5月15日 横浜市】)


 沖縄の本土「復帰」から49年となる5月15日、横浜市内で「いのちを守ろう!沖縄と連帯する5・15神奈川県民集会」が、改憲・戦争阻止!大行進神奈川の呼びかけで開催されました。首都圏各地から200人が集まりました。
 集会に先立つ橫浜駅前でのリレートーク&デモでは、多くの若者が注目し、討論の輪ができました。
 集会は、「チーム緑ケ丘1207」のビデオメッセージの放映から始まりました。保育園の園庭上空で轟音(ごうおん)を響かせる米戦闘機の様子に、「ショックを受けた。なぜ大メディアが報道しないのか」「子どもたちがこれほどひどい状況に置かれているとは」など参加者から多数の感想が寄せられました。
 東京新聞記者・望月衣塑子さんの「菅政権と五輪・コロナ・基地」と題する講演は、命よりオリンピックに走る菅政権や入管法改悪を痛烈に批判。「権力側が隠そうとすることを明るみに出すことこそ記者の役割」と訴えました。
 続いて「沖縄復帰50年を目の前にして」と題して、元沖縄大学学長・加藤彰彦さんが特別報告。
 1972年5月15日の沖縄の本土「復帰」は、「平和憲法」のもとへの復帰を熱望する県民を裏切るものであり、その日は大雨の与儀公園(那覇市)に1万人もの人々が集まり「核つき、基地つき返還」に反対した事実が語られました。
 それから50年。戦没者の遺骨が埋まる沖縄本島南部の土砂を辺野古の埋め立てに使う計画に対し、たくさんの若者が怒りを表明し始めたこと、「一人ひとりの命を大事にするために本気で立ち上がることが沖縄と連帯することであり、それが時代を変える!」と力を込めて提起。私たちが闘うべき方向を鮮明にさせました。
(婦人民主クラブ全国協議会・鶴田ひさ子)

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