北富士 米軍の実弾演習に抗議 侵略戦争許さない
週刊『前進』04頁(3193号04面05)(2021/05/03)
北富士
米軍の実弾演習に抗議
侵略戦争許さない
とめよう戦争への道! 百万人署名運動・山梨連絡会、同・郡内地区連絡会、山梨合同労働組合は4月19日、この日から11日間、北富士演習場で実施される沖縄米海兵隊の沖縄県道104号越え実弾演習の移転演習に抗議し、中止を求める申し入れを行った。
午前8時、「沖縄・辺野古基地建設反対、米軍実弾演習反対」の横断幕を掲げて7人で演習場正門へ登場した。シュプレヒコールを繰り返した(写真)あと、菅首相と岸防衛大臣への抗議・申入書を3団体の代表が読み上げた。
今回の演習は、北朝鮮のキムジョンウン体制、さらにあわよくば中国の習近平体制をも転覆することを狙った侵略戦争のための演習である。沖縄県道104号越え実弾演習の北富士での移転演習は、今回で今年2度目である。
米軍は前回の2月3日からの演習で計4回、そして今回は4月21日に、またしても着弾地付近で大規模な火災を発生させた。また山梨では最近、米軍機の低空飛行訓練が頻発している。周辺住民への危険も顧みずに行われる侵略戦争の演習は絶対に許すことができない。
私たちは北富士農民の闘いを引き継ぎ、北富士演習場撤去、憲法9条改悪反対、菅政権打倒の運動を拡大していく決意である。
(山梨・織田三郎)