2021年日誌　4月1３日〜1９日
　福島汚染水の海洋放出を決定／日米共同声明に「台湾」を明記

□菅政権は、東京電力福島第一原発の汚染水を原発から福島沖へ海洋放出する方針を正式に決定した。2023年をめどに放出を始める。全国漁業協同組合は「到底容認できない」と抗議声明を出した（13日）
□デジタル庁創設などを盛り込んだデジタル監視法案が参議院で審議入りした。審議で国を相手取った訴訟の原告の情報を外部に提供していたことが判明した（14日）
□原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発　の核物質防護不備を理由に事実上の運転禁止命令を正式決定した（14日）
□バイデン米大統領は、アフガニスタン駐留米軍を米同時多発攻撃から20年の９月11日までに完全撤退させると発表した（14日）
□沖縄県議会は沖縄戦戦没者などの遺骨が混入する土砂を埋め立てに使わないことを政府に求める意見書を全会一致で可決した（15日）
□政府は埼玉、千葉、神奈川、愛知の４県に４月20日から５月11日まで「まん延防止等重点措置」を適用することを決めた（16日）
□入管法改悪案が衆院で審議入り（16日）
□香港の裁判所は、2019年の逃亡犯条例改悪案に反対するデモを巡り、香港紙「リンゴ日報」創業者の黎智英氏に禁錮１年２カ月の判決を言い渡した（16日）
□菅義偉首相と米バイデン大統領がホワイトハ　ウスで会談、中国問題などについて協議し、「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記した共同声明を発表した（16日）
□ロシアの反政権指導者、ナバリヌイ氏の陣営　が同氏の釈放を求め、21日に全国で反プーチン政権デモを行うと発表した（18日）