千葉 オスプレイいらない! 130人が木更津駐屯地デモ
週刊『前進』04頁(3191号03面02)(2021/04/19)
千葉
オスプレイいらない!
130人が木更津駐屯地デモ
(写真 木更津駅前でリレートーク。通りかかった市民も飛び入り参加【4月10日】)
(写真 「木更津の街にオスプレイはいらない!」と、木更津駐屯地に向かってデモ。元気な声が街に響きわたった)
4月10日、動労千葉を支援する会・木更津と改憲・戦争阻止!大行進千葉の呼びかけで「オスプレイはいらない!4月10日行動in木更津」が行われ、130人の結集で大成功しました。地元木更津でオスプレイ配備に反対して闘ってきた仲間を先頭に、動労千葉や三里塚反対同盟、オスプレイ配備に反対する市民団体や木更津市議会議員などが参加しました。大行進神奈川の仲間など首都圏からも結集しました。池田反軍裁判を闘う仲間もかけつけ、「自衛官獲得」を訴えたことは、反基地闘争を闘う上で重要な提起でした。
木更津駅前でリレートークを行った後、陸上自衛隊木更津駐屯地に向かってデモ行進を行い、駐屯地に対してオスプレイ配備の中止を求める請願行動を行いました。「木更津の街にオスプレイはいらない!」「軍都木更津を復活させるな!」の訴えが木更津に響きわたりました。
事前に動労千葉を支援する会・木更津の仲間がデモコース周辺にこの日の行動への参加を呼びかけるチラシをポスティングした結果、チラシを見た地元住民から連絡があり、「君たちのやっていることは全く正しい。どんどんやってくれ」という反応がありました。この方は、当日の行動にも参加してくれました。
参加した仲間から「地元の人たちが生き生きしていたね」という感想がありました。オスプレイに反対する地元住民から求められていた行動だったと実感できました。
菅政権は〈コロナ×大恐慌〉情勢の中で、改憲・戦争に向かって敵基地攻撃能力の形成や日米軍事一体化を進めています。陸自木更津駐屯地には17機のオスプレイが配備予定で、4月6日に5機目が配備されました。大行進千葉は、オスプレイ配備反対の闘いを発展させることで、配備をつぶす決意です。この闘いは沖縄の辺野古新基地建設を阻止する闘いと連帯する闘いでもあります。
木更津など内房地域では、鉄道の削減やワンマン運転化、学校統廃合など、労働者民衆が生きていく基盤が破壊される一方で、産業廃棄物処分場拡張工事やオスプレイの木更津配備などが進められています。民衆の生活を破壊しながら戦争に突き進むことへの怒りは、必ず「地方の反乱」となって爆発していくと実感します。
次は、7月10日。オスプレイが木更津駐屯地に配備されて1周年の闘いです。4・10木更津行動を大きく超えるようなオスプレイ反対の大行動をかちとりましょう!
(改憲・戦争阻止!大行進千葉 齋藤佳久)