1500人が原発廃炉誓う 3・27さようなら原発集会 NAZENも元気にデモ

週刊『前進』04頁(3189号04面03)(2021/04/05)


1500人が原発廃炉誓う
 3・27さようなら原発集会
 NAZENも元気にデモ

(写真 多くの労働組合が参加し、福島原発事故への怒りを新たに原発をなくすまで闘おうと誓った【3月27日 日比谷野外音楽堂】)

(写真 福島から椎名千恵子さん【左】も駆けつけ、NAZENも元気に行進)


 「福島原発事故10年 さようなら原発首都圏集会」が3月27日、東京・日比谷野外音楽堂で開催された。コロナ対策で入場できなかった人も含めて1500人が駆けつけ、会場と周辺は熱気に包まれた。
 集会では福島原発刑事告訴団事務局長が「原発には絶対的安全性は求められていなかった」として東京電力の旧経営陣に無罪を言い渡した東京地裁の不当判決を弾劾した。さらに東海第二原発運転差し止め訴訟の勝利報告を原告団共同代表が行い、「この判決を材料に地元・首都圏の運動で廃炉まで頑張ろう。それが全国の原発を止める一歩になる」と呼びかけた。
 呼びかけ人で作家の落合恵子さんが閉会あいさつを行い、参加者は東電本社前から銀座―数寄屋橋を通るデモに打って出た。NAZENの仲間も横断幕を先頭に力強く行進した。
 福島第一原発事故を終わったことにしようとする菅政権の卑劣な策動は、福島―首都圏―全国の怒りで粉々に打ち砕かれた。東京五輪を中止に追い込み、福島を先頭に労働者民衆の怒りを大きく解き放ち、全原発の廃炉まで突き進もう!

このエントリーをはてなブックマークに追加