動労神奈川が春闘スト 〝時廣書記長を職場に戻せ〟
週刊『前進』04頁(3187号02面03)(2021/03/22)
動労神奈川が春闘スト
〝時廣書記長を職場に戻せ〟
(写真 ストに突入した桑原豪臣副委員長を先頭に組合員と支援の仲間が小田原市内をデモ【3月13日】)
3月13日、動労神奈川の桑原豪臣副委員長が小田原駅でストライキに入りました。高齢の労働者の雇い止めと労働強化を進めるJR東日本環境アクセスに対し、動労神奈川は時廣慎一書記長の解雇撤回・職場復帰と、現場労働者の賃上げを要求して闘いました。
動労連帯高崎の鈴木喜平委員長が駆けつけ、神奈川労組交流センター、改憲・戦争阻止!大行進神奈川なども共にスト支援の春闘行動を闘いました。午前11時、桑原副委員長が翌朝の勤務明けまでのストに突入し、正午から小田原駅東口で街頭宣伝を行いました。
中村幸夫委員長は「資本家が労働者を虫けらのように扱うことに対して、労働者は労働組合に結集して闘おう」と訴えました。ストに立った桑原副委員長が「俺らはとことんやってやる」と戦闘宣言。時廣書記長は泊り勤務をしても手取り13万円台の環境アクセスの低賃金に怒り、解雇撤回を認めない中労委を弾劾、「ストライキは会社への強い攻撃であり、労働者の力を見せつける闘いです。ストの打てる労働組合を職場につくろう!」と訴えました。青年が「がんばって」と声をかけてきて、桑原副委員長と握手する場面もありました。
その後、環境アクセス小田原事業所の事務所前で抗議行動。「時廣書記長を職場に戻せ!」とシュプレヒコールをたたきつけ、小田原駅西口までのデモに出発。途中、線路を越える橋の上から、時廣書記長が環境アクセスとJRの労働者に向けて訴えました。
春闘を闘い動労神奈川の組合員には自信がみなぎり団結して闘う決意を新たにしました。
(神奈川 A)