動労西日本がスト 一時帰休・大合理化に反対
週刊『前進』04頁(3185号02面02)(2021/03/08)
動労西日本がスト
一時帰休・大合理化に反対
(写真 ストに立った動労西日本組合員が五日市駅前でJR西日本を弾劾【2月25日 広島市】)
2月25日、動労西日本は「一時帰休反対! 3・13ダイヤ改悪=大合理化反対! ローカル線廃止許すな!」を掲げ、山陽本線・五日市駅(広島市)を拠点にストを闘った。
組合員と支援25人が声を上げた。ストに立った大江照己委員長、岡崎昭夫副委員長が、国鉄分割・民営化以来のJR西日本の大合理化攻撃を弾劾し、「資本主義を倒さないと労働者の未来はない。ストライキで共に闘おう」と呼びかけた。広島連帯ユニオン、高陽第一診療所労組、婦民全国協広島支部、香川連帯ユニオンが共に闘う決意を述べた。最後に動労西日本組合員が職場闘争を報告し、組織拡大の決意を表明した。
ストに先立つ2月14日、動労西日本は大阪市内で第15回定期大会を開催した。質疑応答では、組合員に職場の労働者から相談が寄せられていることが報告された。JR西日本の激しい合理化・大リストラに対し、闘いを求めて職場の労働者が活性化している情勢が明らかになった。また、JR資本によって殺された菅内太朗組合員の過労死追及闘争を全力で闘い、JR西日本メンテックでの組織拡大を目指す決意が述べられた。メンテック闘争基金を呼びかけることを決定し、春闘をストで闘う方針を確認。そして2月16日、関西国鉄集会を開催した。
コロナを口実にした大リストラ、ローカル線廃止・ワンマン化・駅全面無人化などの攻撃に対し、職場から反撃を組織しよう。改憲と戦争に突き進む菅政権打倒に攻め上ろう。
(動労西日本書記長・山田和広)