68年佐世保闘争から53年 石木ダム建設阻止で座り込み

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週刊『前進』04頁(3181号03面03)(2021/02/08)


68年佐世保闘争から53年
 石木ダム建設阻止で座り込み

(写真 「19日佐世保市民の会」が1968年2月から毎月続けてきたデモが636回に【1月19日 佐世保】)

 1968年の米原子力空母エンタープライズの佐世保寄港阻止闘争から53年目の1月19日、長崎県佐世保市で闘争を記念し、その闘いを引き継ぐデモがありました。佐世保では68年2月19日から毎月19日にデモが行われており、この日が636回目のデモでした。
 68年当時、秋山勝行全学連委員長を先頭に全国から学生が佐世保に集まり、現地の労働者・市民と連帯して機動隊と激突して闘われた歴史的な佐世保闘争は、今も佐世保の反戦闘争の原点となっています。デモ終了後、主催者は今後も毎月デモを継続していく決意を語りました。
 この日、夕方のデモに先立ち、石木ダム建設反対の座り込みに参加しました(写真下)。建設現場は、佐世保市に隣接する東彼杵郡川棚町(ひがしそのぎぐん・かわたなちょう)を流れる石木川周辺にあります。
 70年代に始まった石木ダム建設計画は、現地農民の反対運動で40年以上、工事ができない状況でしたが、安倍政権下で長崎県は工事の強行に踏み切り、現地農民に強制収用の攻撃をかけてきました。
 現地の農民や佐世保市民らが工事現場で連日座り込んで工事をぶっとめ、強制収用を阻止しています。
 この闘いを、佐世保闘争以来の闘いが根強く支えています。現地住民の勝利のために、ともに頑張っていきたいと感じた一日でした。
(長崎 H)

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