2・14国鉄集会に集まろう

週刊『前進』04頁(3180号01面03)(2021/02/01)


2・14国鉄集会に集まろう


 国鉄闘争全国運動は2月14日、東京・四谷区民ホールで集会を開く。国鉄分割・民営化による労働者の解雇から34年、この集会は1047名国鉄労働者の解雇撤回とともに、労働運動の変革を目指して行われる。日本における新自由主義の攻撃は国鉄分割・民営化から始まった。その新自由主義がもたらしたのは、コロナに感染してもまともな医療も受けられず、多くの人々が命を奪われている現実だ。資本の利潤がすべてに優先され、人間が生きていく条件は徹底的に破壊されてきた。この社会を根本から変えるためには、国鉄分割・民営化で大きな後退を強いられた労働運動を復権させることが必要だ。国鉄分割・民営化は戦後最大の労働組合破壊の攻撃だったが、それによって生まれたJRは、今また「労組なき社会」を狙って労組つぶしの攻撃を強めている。そして、3月ダイヤ改定を機に国鉄分割・民営化以来の大合理化に踏み込み、鉄道業務の全面外注化を手段に雇用を破壊して、労働者を総非正規職化しようとしている。ダイヤ改定はまた、ワンマン運転の拡大で鉄道の安全を解体し、地域を衰退させるものでもある。これに立ち向かう闘いの陣形を整えるため、2・14国鉄集会に集まろう。(2面に関連記事=「JRの大合理化粉砕しよう」

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