洞口朋子杉並区議 新年あいさつ 現場労働者と心一つに議会内外で精一杯闘う
週刊『前進』04頁(3178号04面02)(2021/01/18)
洞口朋子杉並区議 新年あいさつ
現場労働者と心一つに議会内外で精一杯闘う
全国の仲間のみなさん。あけましておめでとうございます。日頃よりの支援と連帯に心から御礼申し上げます。また、区議会傍聴に多くの仲間が駆けつけ激励してくださり、本当にありがとうございました。
昨年末からコロナウイルス感染者が急増していますが、すべての矛盾は医療施設や保健所など現場に集中しています。1月8日からの2度目の「緊急事態宣言」の中、労働者民衆の雇用も生活も人生も徹底的に破壊されようとしています。その一方、ブルジョアジーどもは空前の株高バブルで大もうけ。こんな社会は絶対に間違っています! 今こそ、全国・世界の民衆とともに、この腐りきった資本主義・新自由主義を終わらせる革命を起こす時です。
「私たちを使い捨てるな!」と立ち上がる青年労働者、「医療は社会保障だ!」とストライキに決起する医療労働者の闘いこそが社会を動かす力です。
昨年の区議会で私が実感したことは、〝コロナ禍だからこそ「絶対反対」で声を上げることが重要だ〟ということです。田中良・杉並区長は区内基幹4病院に財政補填(ほてん)したり、小池都知事と「対決」したりとあたかも自分がコロナと闘っているかのように振る舞っていますが、足もとの区役所内では多くの会計年度任用職員=非正規職を生み出し、病院経営(資本)を救済することばかりに熱心になっています。
今年は東京オリンピック・パラリンピック開催や都立病院独法化をめぐっても大決戦となります。私は現場労働者と心を一つにして議会内外で精一杯闘います。
コロナ禍をどう乗り越え、その先にどのような社会をつくるのかが問われています。労働者民衆は未来への展望を求めています。闘う労働運動をよみがえらせ、青年や女性を先頭に広範な怒りの声を組織しましょう。当面、杉並区議会第1回定例会(2月9日〜3月17日)、コロナ「緊急事態宣言」下での医療従事者の怒りとの結合、そして改憲・戦争阻止!大行進運動の発展に全力をあげます。
今年もよろしくお願いします!