狭山勝利へ講演 東日本解放共闘が総会

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週刊『前進』04頁(3177号04面06)(2021/01/11)


狭山勝利へ講演
 東日本解放共闘が総会


 東京高裁要請行動前日の12月20日、部落解放東日本共闘会議の第29回総会が都内で開催された。
 田中康宏議長(動労千葉顧問)のあいさつに続き、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の金山克巳さんが連帯し共に闘う決意を述べた。
 「下山鑑定を武器に狭山再審を!」と題して大西文夫事務局次長(全国水平同盟杉並支部)が40分にわたって講演を行った(写真)。大西さんは、石川一雄さんの不当逮捕から万年筆のねつ造過程、これを暴いた下山鑑定の実験の結果を、次々とスクリーンに映し出される写真も使い、懇切ていねいに解説した。
 議案の提案で岩本正治事務局長は、解放共闘の存在と闘いを労組交流センター(運動)の中で明確にし、交流センターの変革と飛躍をかけて部落解放闘争を闘っていこうと訴えた。
 会場の席には、常に狭山要請行動の先頭に立って闘っていた、なんぶユニオンの杉山実さんの遺影も。参加者全員が杉山さんの遺志を継ぎ、石川さんの再審・無罪をかちとることを誓い合う場となった。

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