東京入管に抗議デモ 外国人の命を守れ!
週刊『前進』04頁(3177号04面03)(2021/01/11)
東京入管に抗議デモ
外国人の命を守れ!
(写真 「入管法改悪反対!」「強制送還拒否罪を許さないぞ!」と声を上げながら東京入管に向かうデモ参加者【12月27日 東京・港区】)
12月27日、東京入管包囲デモが「外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会」と東京労働組合交流センター、合同・一般労働組合全国協議会の3者共催で闘われた。午後2時、約80人がJR品川駅港南口からデモ行進に出発。
コロナが猛威を振るう中、東京入管には多くの外国人が収容されている。年末年始は家族や友人と面会もできない過酷な日々だ。
「すべての外国人を今すぐ解放しろ!」「命を守れ!」のシュプレヒコールに力が入る。収容施設の中から被収容者たちが「HELP US(私たちを助けて)!」と書いたシャツを振り、叫んでいる。デモ参加者が「一緒に闘うよ!」「生きぬこう!」と応じる。「ありがとう!」の声が降り注いだ。
デモ終了後、東京労組交流センターの小泉義秀事務局長が「難民の強制送還を狙う入管法改悪を絶対に阻止しなければならない。国会闘争も呼びかける。共に闘おう」と訴えた。