2020年日誌　11月24日～30日
　高浜町議会が老朽原発再稼働に同意／仏で治安法反対の大デモ

■防衛省は、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替案としてのイージス艦２隻の建造費は地上配備型の整備費から20〜25％上回る4800億〜5000億円超とする試算をまとめた（24日）
■高浜町議会は、運転開始から40年を超える老朽原発の関西電力高浜原発１、２号機（福井県高浜町）の再稼働に同意した（25日）
■三菱電機は、社員の自殺や過労による労災認定が相次いだことの再発防止策を発表。役員を含めた約３万６千人の正社員に加え非正社員など全従業員に、研修後にハラスメント（嫌がらせ）をしないと約束させる（25日）
■衆院憲法審査会は、改憲国民投票法改定案の初の実質審議を行った。採決には至らず会期末までの成立は困難となった（26日）
■那覇地裁（山口和宏裁判長）は、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古移設を巡り県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決の取り消しを、県が求めた訴訟の判決で訴えを退けた（27日）
■イランの核開発を主導してきた核科学者モフセン・ファクリザデが首都テヘラン近郊で銃撃されて死亡した。イランはイスラエルの関与を指摘し報復を示唆している（27日）
■フランス議会で審議中の警官の映像拡散を規制する治安対策法案反対のデモに、投稿動画で発覚した警察官の黒人暴行事件を受けて全国で約13万３千人が参加した（28日）
■来年夏の東京五輪・パラリンピックの追加経費として、延期に伴う費用が約２千億円、新型コロナウイルス対策費が１千億円近くに上ることが明らかになった（30日）