革共同への冬期カンパを訴えます コロナ下の世界的激動を革命の勝利へ転化しよう

週刊『前進』04頁(3170号01面02)(2020/11/16)


革共同への冬期カンパを訴えます
 コロナ下の世界的激動を革命の勝利へ転化しよう


 全国の同志、支持者、「前進」読者の皆さん。革共同への年末・冬期カンパをお願いします。
 政府が新自由主義資本の延命をすべてに優先させる中で、コロナ第3波の危機が切迫し、医療崩壊、解雇、賃下げ、一時金大幅削減、大合理化攻撃が一線を越えて激化しようとしています。今日明日を生きることも困難な中で、必死に闘っている労働者階級の現実に身を置いて、革共同は、いつにもまして重大な決意をもって年末・冬期カンパをお願いするものです。
 寄せられるカンパの1円1円に込められた全同志と労働者階級人民の新自由主義への怒りと憎しみを共にします。そして日帝・菅政権を打倒し、改憲・戦争を阻止し、〈コロナ×大恐慌〉を絶対にプロレタリア革命に転化するという決意を共にして、労働者党建設の前進に結実させます。

革命的情勢の接近

 BLM運動や青年・女性の決起を先頭にトランプを打倒したアメリカ階級闘争をはじめ、全世界で激化・発展する労働者階級の生存と未来をかけた闘争は、革命的情勢の接近をますます加速させています。そのなかで関西生コン支部、港合同、動労千葉の3労組が呼びかけた11・1労働者総決起集会の画期的成功は、コロナ危機下での階級的労働運動の再生と発展の展望を鮮やかに、力強く示しました。ここに革命の可能性、現実性があります。
 戦後労働運動史上最大の労組弾圧をはね返して闘う関西生コン支部、地域共闘を広げ大阪都構想粉砕の先頭で闘った港合同、コロナ便乗のJR大合理化に組織拡大で闘う動労千葉。コロナ下でストライキを復権させ社会全体を揺さぶった医療労働者、そして教労、郵政、自治体、コンビニ、合同労組の闘い。コロナ危機があらわにした職場における新自由主義の破産と矛盾、それに対する労働者のもう我慢できないという怒りを、階級的労働運動として組織する決定的な闘いが始まったのです。
 新自由主義を打倒する階級的労働運動は可能であり、その主体は職場の労働者自身であること、労働者階級の解放は労働者階級自身によって闘いとられること——11・1労働者集会と改憲阻止!1万人行進は、このマルクス主義の核心を具体的に示しました。階級的労働運動と、それと並ぶ学生運動が牽引(けんいん)力となってこそ、あらゆる戦線の闘い、改憲・戦争を阻止する巨大な政治闘争を発展させることができることも示されました。

労働者階級の党を

 このすべての闘いの先頭に、わが革共同の職場細胞、地区党の同志たち、そしてマルクス主義青年労働者同盟、マルクス主義学生同盟中核派の若き同志たちが立っています。昨年9月の第26回全国委員会総会以来の、労働者階級と結びつきプロレタリア革命を主体的に引き寄せる党への大変革の前進が、コロナ下における労働運動、学生運動の新たな発展と党組織建設の力を引き出しました。
 26全総から1年、9・6革共同政治集会における51年ぶりの清水丈夫議長の登場も、革共同の労働者階級の党としてのさらなる変革と飛躍をかけた歴史的決断としてかちとったものです。革共同は、党創成以来の全てをかけて、新自由主義とその崩壊にまでいたった最末期の帝国主義、資本主義を打倒する「コロナ危機を革命へ」の闘いに総決起します。
 闘いの可能性は無限に広がっています。11月労働者集会とそこにいたる職場・地域での運動を組織した職場細胞、地区党の力が今の倍になれば、さらに数倍の労働者階級を組織できます。現場労働者と一体で、一日をフルに組織活動にあてることができる常任活動家を養える財政の拡充は、大きな力となります。
 青年・学生の中から最も革命的な闘いが始まろうとしています。革命の未来を決する彼ら彼女らがもっと大胆に活動を広げ、組織化の武器を手に入れられるような財政を保障しようではありませんか。何よりも党と運動をつくる最大の武器である機関紙「前進」の発行体制を強化し、さらなる改革を進めるために財政基盤の強化が必要です。革共同は、星野精神を引き継ぎ、大坂正明同志をはじめ獄中の全同志と団結し、政治局を先頭にあらゆる弾圧、転向攻撃を粉砕して帝国主義打倒、スターリン主義打倒のプロレタリア革命を実現します。革共同を労働者階級自身の党として守り抜き、つくり上げるためにカンパをお願いします。
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