第８８回一斉行動に立つ
　「機能強化白紙撤回」訴え

　10月18日、反対同盟と支援連は88回目の空港周辺情宣一斉行動を行った。朝に市東さん宅離れに集合して打ち合わせをし（写真）、できたばかりの「反対同盟ニュース」第83号を携え担当地域に飛び出した。
　昨年10月からＮＡＡは住民の声を無視してＡ滑走路の運用時間を深夜０時まで延長した。ところが新型コロナで、外国人観光客数は前年比99％以上減が続く。特に格安航空会社（ＬＣＣ）誘致による生き残り戦略が完全に裏目に出た。機能強化策を白紙に戻せ。
　こうした反対同盟の訴えに、多くの共感の声が寄せられた。ある住民は「元には戻らない。今こそ機能強化を止める時」と述べた。
　滑走路北側の騒音下の農家は、「米の値段が安くて大変」「こんな状況でも建設をやめないのは戦争のためでしょう」と語った。