2020年日誌 10月13日~19日 自衛隊が豪軍の防護へ/米財政赤字、過去最悪3・1兆㌦
週刊『前進』04頁(3167号03面04)(2020/10/26)
2020年日誌 10月13日~19日
自衛隊が豪軍の防護へ/米財政赤字、過去最悪3・1兆㌦
□非正社員と正社員の待遇格差を巡る2件の裁判で、最高裁は非正社員の退職金や賞与がないのは「不合理とまで評価できない」と判断した(13日)
□国際通貨基金(IMF)は2020年の世界経済の成長率が前年比マイナス4・4%になるとの見通しを公表した。6月地点の予測から0・8㌽上方修正したものの、1930年代の大恐慌以降で最悪の落ち込み(13日)
□日本郵便の契約社員らが正社員との待遇格差を訴えた三つの裁判で、最高裁は扶養手当や有休の格差は「不合理」と判断した(15日)
□米財務省は2020年会計年度の財政赤字が過去最大の3兆1320億㌦(約330兆円)に上ると発表した(16日)
□政府は福島第一原発の敷地内にたまる処理済み汚染水を海洋放出する方向で最終調整に入った。月内にも決定する方針(16日)
□中国が安全保障を理由に輸出規制を厳しくする「輸出管理法」が全国人民代表大会常務委員会で成立した。米に対抗する狙い(17日)
□菅義偉首相は靖国神社に内閣総理大臣名で「真榊(まさかき)」を奉納した(17日)
□中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬が東京・高輪で営まれた。国立大などへの弔意表明要請に各地で抗議行動がもたれた(17日)
□岸信夫防衛相は、2015年安保関連法の新任務である自衛隊の「武器等防護」の対象に豪軍を加える調整に入ることを豪レイノルズ国防相と合意した。米軍以外では初めて(19日)
□ベトナム訪問中の菅首相は対中国を念頭に、グエン・スアン・フック首相と防衛装備品・技術移転協定の締結で実質合意した(19日)